前回の続き。
気功では「気」あるいは「プラーナ」「宇宙エネルギー」というものを、自分の健康に役立てるだけでなく、他人のヒーリングにも利用でき、しかも遠隔ヒーリングすら可能だという話だった。
もちろん、まだほかの利用方法もある。
その1つが願望実現である。
色々な方法があるのだが、例えば、宇宙から集めてきた気でボールを作り、その気のボールに対して言葉で命令を出す。願望実現法でよく言われているように、その願望が実現した状態を否定形を使わずに言葉で表現し、それが実現するようにボールに命令する。
あるいは、別の方法では、同様の注意事項に気を付けながら、紙に願望を書いておき、その紙に気のボールを接触させたり、気を注入したりする。
これによって、宇宙エネルギーが願望実現に向けて少しずつ現実を動かしてくれる。
ほかには、武術気功というのもある。これは私自身は習ったことはないが、気功師が自分に向かってくる相手を床に転ばせる映像をテレビやYouTubeで見た人はいるかもしれない。
ただ、武術気功というのは相手がある話である。だから、必勝ではない。この場合、「古い魂の都合優先の法則」が発動する。この法則については、過去記事「スピ・悟り 小ネタ集(1)」の「古い魂の都合」の項を参照していただきたい。
武術気功とはまた異なるのかもしれないが、○○道の創始者の先生は小さな体で大男を投げ飛ばしていたりした。なぜ、こんなことができるのかは後述する。
また、少し違った形での気の利用方法として、未来予測や状況のリーディングというのもある。
私の気功の先生によれば、文字や文章というものは、それ自体が気を発しているそうである。だから、例えば、願望を書いた紙の文章に指を当てて感じることにより、それが良い気を発しているか、悪い気を発しているかの判断ができ、それはつまりその願望が実現しそうかどうかがわかるとのことである。
同様に、人の名前を書いた名刺の名前の部分などに指を当てて感じることにより、その人の状況が良いか悪いかがわかるそうである。
前回の記事に書いたように、良い気というのは「少し暖かく、モワモワした感覚」を感じるのだが、悪い気というのは「冷たく、ゾクゾクする感覚」を感じる。
また、気には情報が含まれるようで、良い悪い以上の情報を得ることもできるようである。指で感じるほかにも、視覚的に見て、例えばほかの人が考えていることがおおよそわかったりすることもあるようである。
ただし、この指で気を感じる技術、視覚的に見て情報を得る技術などは超上級者編の技術であって、私はそこまでの技術に到達することはなかったので、自分の体験としてはわからない。
ここで、どれだけ優れた気功師になれるのか、気功でどれだけの不思議なことができるようになるのかに関しての3つの要素を紹介しよう。
まず1つは、正しい方法で気を集めたり感じたり使ったりする技術や、大容量のエネルギーを扱えるようにどれだけ気の通り道を広げているかという部分である。
これがこれまで説明してきたものであり、気功師と一般人の違いである。これが重要なのは当然なのであるが、これが全てではない。
この1つ目の要素において、私は気功の先生には全く勝てない。本職の気功師と生徒であるから、当然である。しかし、実は勝っている部分もある。
それが2つ目の気の潜在的パワーである。
気を正しく扱う方法は気功師に勝てないが、仮に気を正しく扱えたとして、その場合に重要になるのがその人が持っている気のパワーである。
私は現在でも守護霊のミズハノメによって99.9%以上のエネルギーを抜かれ続けているのだが(私から抜いたこのエネルギーは地球の浄化に利用される)、仮にそれがなかったとしよう。その場合、潜在的な可能性としては、私は世界一の気功師になれる可能性を秘めているのである。
なぜかと言うと、意識レベルが高いほど持っている気のパワーが大きくなるからである。
実は、それについては過去記事で触れている。
これらの過去記事では、デヴィッド・ホーキンズ博士の書籍「パワーか、フォースか」で説明されている「意識レベルが高くなるにつれて指数関数的に増加するパワー」とは実は気のパワーであるということを説明しているので、必要に応じて読み返していただきたい。
正しく気を扱える技術がある前提においては、一般の人よりも覚者の方が気のパワーが強いし、普通の覚者よりはアセンション達成者の方が気のパワーが強い。
3つ目の要素は守護霊が協力してくれるかどうかである。
現実的に、なぜ私が世界一の気功師になれないのかと言えば、守護霊のミズハノメが私に協力しないからである。まあ、気功師としての人生を歩んでいるわけではないから、というのがもっともらしい理由ではある。
しかし、将来的にミズハノメが私に嫌がらせをするのをやめて、もう地球の浄化のためにエネルギーを抜く(私を苦しませる)のは終わりでいいよとなった場合、私が望めば世界一の気功師にしてくれるかもしれない。
この3番目の要素で言っていること、理解できるだろうか。
つまり、気功でなぜ不思議なことができるのかの答えは、「守護霊がやっているから」ということなのである。
これは少なくとも私が気功を習っていた当時、気功の先生も知らなかったことである。
当時習っていたことを、現在の私の目から見て振り返ってみると、そんなことがわかるのである。
遠隔ヒーリングがなぜできるのか。それは気功師の守護霊と患者の守護霊が連絡をとって、気功師が放出した気のパワー等に応じて、相応の効果が出るように調整しているからである。
気功師がなぜ相手を床に転ばせることができるのか。それは気功師の守護霊がやっているからである。より正確に言えば、気功師の守護霊が相手の守護霊に頼んで、相手を転ばせるのである。
○○道の創始者の先生が連戦連勝だったというのも、守護霊が相手の守護霊に頼んで相手を転ばせたり、投げ飛ばしたり、相手の力が入らないようにさせていたからであり、さらにはこの方はスターシードだったため、「古い魂の都合優先の法則」が発動できたからなのである。「古い魂の都合優先の法則」が発動されれば、相手の守護霊は断れないのである。
気を感じることによってなぜリーディングができるのか。それは、気功師の守護霊が気功師本人にインスピレーションを送り込むからである。
しかし、ここで勘違いしないでいただきたいのは、仮に守護霊がいなかったとしても、気は存在しているし、それは利用可能であるということである。
だから、気功師と宇宙の創造主しか存在していなかった場合にも有効な気功と、中間に守護霊が存在しているからこそ有効な気功の両方があるということになるのである。
前者が「そこまでは怪しくない気功」、後者が「怪しすぎる気功」とほぼ同一であろう。
そして、前回の記事で私はレイキは気功のうち後者の部分のみを指すと思っていたと書いたのだが、その理由はこれでわかっていただけたと思う。守護「霊」が関与している気功だから「レイキ(霊気)」と呼ばれているのかと思っていたという話である(前回書いたように、そういうわけでもないようではある。レイキに創始者がいることや能力伝授があることは知っているが、伝授は私が習っていた気功でもあった。現時点では、やはり本質的な違いはよくわからないので、これ以上の深入りは避ける)。
私の気功の先生は、気功というものを人生を生きていくうえで最も役に立つ最重要技術と位置付けていた。これさえあれば、一生何があっても大丈夫と思えるものだそうである。
そういったものを現在の私が選ぶとすれば、ペンデュラムの技術を選択することになると思うが、気功は気功で応用範囲が非常に広く、実際に役に立つ技術だと思う。
ただし、守護霊が協力してくれればの話ではある。
私のようにアセンションのためにずっと浄化プロセスを歩んできたような場合、守護霊に邪魔されれば願望実現のようなことはほとんど全てうまくいかない。これはあらゆる願望実現法や開運法についても同様のことが言えるので、気功特有の話ではないが、どんなツールでも万能ではないことは頭の片隅においておいていただきたい。願望実現法や開運法よりも、守護霊の意向や運命の方が優先順位が高いのである。
しかし、そういった例外を除けば、人生における有用なツールとして色々な場面で活用できるものだと思う。
私は前述の事情により、気功で何かに成功したとかはあまりないが、生徒の中には社会で成功したり豊かになった人もたくさんいたし、私の気功の先生は気功によって色々な人を助けたり、かなり不思議なことができたのも確かである。
気功の「功」の字の話にあったように、一朝一夕に凄いことができるようにはならないが、興味があれば是非取り組んでみていただきたい。
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