少し前に「神社・神道 豆知識集(1)」という記事を書いた。記事1回分の分量に満たない小さなネタをいくつかまとめて出していくという企画。今度はそれのスピ・悟り版である。

たぶん、こういう小ネタはほとんどスピ関係になるとは思うが、一応「スピ・悟り」としておく。また、「豆知識」という言い方がピンと来ないようなテーマもあると思うので、「小ネタ集」というタイトルにした。

 

今後続くかはわからないが、とりあえず第1弾の今回は以下の豪華3本立て。

・守護霊の次元
・古い魂の都合
・アバターという存在

■守護霊の次元

現在の地球には生粋の地球人のほかに、さまざまな星から宇宙人がやって来ている(地球に転生して来ている)。スターシードであれば、全員が6次元以上の世界からやって来ているし、スターシードでなくても、たとえばシリウス人であれば、シリウスの下限の次元は6次元なので6次元以上の世界からやって来ている。

この場合、生粋の地球人の守護霊の次元とスターシードの守護霊の次元というのは異なるのであろうか。

私の守護霊チームの女神様は既に何十回も書いているように9次元のシリウスの高次元存在である。では、そのまま9次元の存在として私の守護霊をしているのだろうか。

3本立ての小ネタ集なので、これ以上もったいぶらずに正解を書こう。

 

地球人の守護霊は守護対象の人間が元々いた次元に関わらず、全員が4次元の存在である。だから、女神様たちも守護霊としては4次元の世界に存在している。

生粋の地球人は元々生まれる前には4次元の地球にいた。そして、そこに守護霊もいる。単純にそのまま4次元の存在である。

しかし、私の守護霊チームの9次元の女神様たちも、地球人の守護霊となる場合には4次元に降りてくるのである。ただし、過去記事「高次元存在の分身の術」に書いたように、彼女たちの場合には当然ながら「分身」が守護霊となる。「本体」は今も9次元のシリウスにいるが、自分の「分身」をつくって4次元に降ろして守護霊とするのである。

だから、次元という面においては誰の守護霊であっても表面的には対等とも言えるのであるが、そうではない部分もあって、それは後の話題で触れる。

ところで、私は既に個人のアセンションプロセスを完了して5次元波動となっている。そう、驚くことに、私の意識レベル、波動レベルは守護霊として4次元にいる女神様たちよりも高いのである。

しかし、だからといって、私が守護霊チームの女神様たちに対して高い波動で圧倒できるとかいうことは残念ながらない。むしろ、日頃から散々嫌がらせをされており、それに対して成す術なしなのである。

3次元という場にいる5次元波動の個人である私という存在よりも、4次元という場にいる4次元波動の女神様たちの方が「強い」のである。次元が上の存在には絶対に勝てないことは既に過去記事に書いているが、これは場の次元のことなのである。

■古い魂の都合

過去記事「現実は誰が創造しているのか」「現実は誰が創造しているのか(2)」において、守護霊が私たちの現実の多くを創り出しているという話をした。

しかし、守護霊たちが何でも好き勝手に私たちの現実を創造できるのかと言ったら、そうはいかない。

色々なケースがあるだろうが、例えば、Aさんの都合とBさんの都合がかち合うという場合も考えられる。Aさんの守護霊もBさんの守護霊も、それぞれに創造したい現実(未来)があるのだが、両方の要望を満たすことができないという場合。

最もわかりやすいのが、1対1で対戦する個人競技。スポーツであれ、勝負事であれ、ゲームであれ、両方の守護霊が自分の守護対象の地球人を勝たせたいと思ったとしても、両者が勝つというわけにはいかない。

この場合、どのような現実が創造されるのであろうか。

実は、このような場合、AさんとBさんのうち、より古い魂の守護霊に決定権がある。相談で決めるのではない。より古い魂の守護霊が独断で決定できるのである。

相手の守護霊は文句を言うこともできない。というよりも、全ての守護霊が納得しているルールなのである。

つまり、「古い魂の都合優先の法則」が存在するのである。

だから、地球上では古い魂に属するスターシードの場合には、ほとんどの場合にこの優先権が発動されるのである。

ただ、当たり前だが、最も古い魂が1対1の個人競技で全勝できるということではない。あくまでも「勝敗の決定権」がその古い魂の守護霊にあるだけである。当然、適度に負けを入れたり、魂の成長のためにスランプに陥らせたり、ある場合にはその競技をやめさせるために連戦連敗に導いたりすることもある。

既に書いてしまったので、気付いていると思うのだが、1対1の個人競技は始める前に決定権を持っている守護霊が「勝敗を決めてから」競技を開始する。

まあ、宇宙の創造主の視点からは全てが決まっているという話を繰り返ししているので、このブログの読者にはショックは少ないと思うのだが、一般向けにはあまりしないでほしい話題ではある。

このような背景により、実は個人競技の第一人者というのは意識レベルが高いことが多い。古い魂でないと多くの勝ちを得ることは構造上難しいのである。

ただし、ダブルスや団体競技は全く話が異なる。驚くことに、ダブルスや団体競技は勝敗が決まっていない。競技参加者の中で最も古い魂の守護霊にも決定権はない。

勝敗を決めずに競技が開始されるので、9次元の女神様たちの視点から見ても勝敗がわからないのである。

以前、何度かサッカーの試合が始まる前に、女神様たちと勝敗およびスコアの予想をしてから試合を見たことがあるのだが、見事に予想が当たらない。的中率は私と同じくらい。日本代表の試合やACLの試合で予想して、スコアまで当たるのは女神様7人のうち良くて3人だった(地球人の平均的中率よりは良いが)。

ちなみに、「古い魂の都合優先の法則」のおかげで優先権が発動できるので、うちの守護霊チームの女神様たちも一応気分は良いらしい。それに、守護霊から見ると、相手や相手の守護霊がどの次元のどの星からやって来ているかは全て判るので、そういう意味でも気分が良い。

 

「鼻高々」なのだが、あんまり鼻が高くなって調子に乗っていると天使から注意される(笑)そうである。

 

3次元でも4次元でも9次元でもたいして変わらない面もあるということである。ところが、10次元になると本当の意味で愛と光に生きるようになるらしい。それが次のお話。

■アバターという存在

 

アバターという言葉を聞くことがある。ネットの世界では自分のキャラクターを表す人型のアイコンのようなもの(?)を指したりするようだが、元々は精神世界の用語であって、「神の化身」というような意味合いである。

 

と言っても「神の化身」でもよくわからないであろう。ここではこの世界で使われる狭義の意味での「アバター」という存在について解説しておく。

 

現在、地球上にはたくさんの高次元存在が宇宙からやって来ているわけだが、アバターもそのうちの1つの区分ということになる。

 

ただ、アバターは人間の姿をしているのだが、女神様たちの区分によると人間ではないということである。人間の姿をしているが、実は人間ではない存在、それがアバターである。

 

アバターというのは10次元または11次元からやって来ている存在のことを言う。

 

なぜ人間(地球人)として扱わないのかというと、地球人として転生したわけではないからである。

 

私たちのように高次元からやって来たと言っても9次元以下の世界から地球に来た存在というのは、地球人として転生して来ているということである。

 

この場合、地球人として普通に生まれたということ。

 

しかし、アバターは人間の姿をしているが、通常の出産を経ていないのである。

 

聞いたことがあるかもしれないが、ほかの人の体に魂が入り込む「ウォークイン」という手法を採る。

 

これはバシャールやアシュタールのフルトランスのチャネリングのように、一時的に体を借りるものとは全く異なる。

 

事前の約束に基づき、地球で普通に生まれて体を得るところまでを担当する魂がいて、その魂は生後すぐに体をアバターに譲って自分は体から離れる。それで役割が終わるのである。

 

アバターは体を譲ってもらって、その後一生見かけ上は普通の人間として生きる。両親も家族も普通の子が生まれたと信じて疑わないが、それは人間ではなくアバターなのである。

 

こうするメリットは、出産・転生を経ないで高い波動レベルのまま見かけ上人間になれるということなのである。

 

ただ、10次元波動のまま地球に来るということはなく、通常は守護霊と同じで地球人の次元(つまり従来は3次元)よりも1つ高い次元の波動で来ることが多いようである。

 

現在はアセンション時代であり、私のように5次元波動になった人間もいるため、アバターは6次元波動のようである。

 

アバターは元々の意味の「神の化身」とも言うべき存在であり、聖者そのものといった感じである。

 

聖者と言えばインドというイメージであるが、実際にアバターはインドに集中している。葦原瑞穂著「黎明」の中でこういったアバターらしき聖者がたくさん出てくる。パラマハンサ・ヨガナンダ著「あるヨギの自叙伝」のようなインド系の書籍にもこうした聖者の話がある。

 

私が把握しているアバターの実例を挙げておこう。

 

世間的には「怪しい」「胡散臭い」と思われる場合も多いであろう、亡くなったインドの聖者「サイババ」は本物のアバターであった。「黎明」の中では「サイババ大師」と呼称されていて、最初に読んだ時には本当なのかなあと思ったものだったが、女神様たちに訊いてみると本当に10次元からやって来た存在だそうである。

 

それから、数少ないインド以外のアバターとしては、シベリアの森に住む美女「アナスタシア」も本物であり実在する。彼女も10次元からやって来たアバターなのである。

 

こうしたアバターは女神様たちの区分では「非人間」なのである。高次元存在が地球人として転生したのではなく、そのまま地球に来ているのだから。それゆえに「神の化身」の意味を持つ「アバター」と呼ばれるのである。

 

ただ、ここでは元々の言葉の意味からアバターを神の化身と言ったのであるが、実は我々人間も神の化身とも言えることを言い添えておきたい。

 

「人間とは何か」という問いに対して、「人間とは地上に降り立った神の化身である」「色の世界に表出した全体意識である」と答えることが可能なのである。