前回の「人間と天使」という記事はそれで完結のつもりだったのだが、その後色々と疑問が出てきて、私の守護天使であるレカベルさんに質問していくうちに、前回記事の続編を書いておこうという流れになった。

 

前回、天使の階級というのを書いた。全部で9つの階級がある。その階級は固定されているのだろうか、という疑問からスタートする話である。

 

天使は人間とは別の進化系列に属するという話があったのだから、天使も進化するはずである。階級だって上がっていくのではないだろうか。

 

少し前にレカベルさんに「レカベルさんも大天使に昇格したいとかって気持ちあるの?」と質問したところ、Yesの回答が返ってきた。やはり、昇格したり進化したりすることは天使にとっても嬉しい事のようである。そして、実際に昇格というのはあるそうである。

 

でも、どんどん天使が昇格して大天使となり、大天使も昇格して権天使となっていくとしたら、上の方の階級はどうなってしまうのだろう。

 

日本の企業に喩えると、役職者がどんどん多くなってしまい、ポストの数が足りないという状況である。「課長」しかなかったところに「副課長」をつくったり「課長代理」をつくったり・・・みたいな感じになってしまうのではないだろうか。

 

この疑問に対する答えがわかるだろうか。

 

実は、この問題への答えは世間一般に知られている。私もインスピレーションで答えがわかった。

 

「堕天使」である。

 

そう、昇格人事があると、最上位の熾天使は堕天使となるのである。

 

このしくみがあるため、天使の階級は固定されていないのである。実際、100億年前の熾天使はセラフィムではなかったのである。

 

普通の天使というか、表側・光側の天使というのは全部で94人いる。熾天使1人、智天使1人、座天使~能天使の4階級が2人ずつ、権天使4人、大天使8人、天使72人である。

 

では、堕天使、つまり裏側・闇側の天使は何人いるのだろうか。

 

最も知られている堕天使はルシファーであるが、堕天使は1人ではない。実はルシファーはセラフィムの前任者の熾天使である。それゆえに、堕天使として最も知られているのである。

 

光側と闇側の天使を合計した人数を当てようと私が考えた時に、真っ先に思い付いた数字が「144人」であり、実際にこれが正解なのである。

 

宇宙というのは12という数字が好きなのである。宇宙は全部で12ある。スターシードは14万4000人であり、これは12×12×1000である。アセンション達成者の意識レベルはいくつかのパターンがあるが、その1つに意識レベル14400というのがある。12×12×100である。

 

そういうことで、私がインスピレーションを得た144人というのが全ての天使の合計人数として正解であり、光側が94人であるから闇側は50人ということになる。

 

そして、闇側の天使にも光側と全く同じ9つの階級があるということである。一番下の天使以外は人数構成も同じであるので、闇側の堕天使は熾天使1人、智天使1人、座天使~能天使の4階級が2人ずつ、権天使4人、大天使8人、天使28人となる。

 

天使の意識レベルとしては、一番低いのが闇側の天使。次が闇側の大天使。以下、階級を順に上に上がって闇側の熾天使。そして、光側の天使、光側の大天使、階級を順に上に上がって光側の熾天使という順になる。つまり、光側の最上位の熾天使からは一気に奈落の底に落ち、最下位の闇側の天使になるのである。それ以外は、意識レベルは常に上がるだけである。

 

ここで発生した疑問は、堕天使はネガティブ系の星の存在たちとつながっているのかということ。

 

宇宙にはポジティブ系の星とネガティブ系の星がある。いつも言及しているような、シリウス、アルクトゥルス、プレアデス、アンドロメダ、ハトホル、エササニ、アンタレスといった星はポジティブ系である。

 

しかし、名前は挙げないが、あまり良い噂を聞かない星というのもある。地球を裏でコントロールしようとしている存在たちもいる。

 

ネガティブ系の星の住民も、実はこのアセンション期の地球に大量にやって来ているのである。何をしに来ているのか。もちろん、アセンションの邪魔をしに来ているのである。

 

「堕天使って、そういう人たちの守護天使になったりするの?」

 

という疑問が発生したわけである。答えはなんとYes。

 

「守護天使は8人の大天使と72人の天使が担当する」というのは、厳密に言えば間違いだったのである。

 

そして、ネガティブ系の星の出身者のみならず、生粋の地球人でも堕天使が守護天使になることがあるということである。これにはビックリである。

 

だから、「守護天使は8人の大天使と72人の天使が担当する」というのは、ポジティブ系の星から来た人や、真っ当な、善良な地球人の場合の話だったということなのである。

 

なお、さらに厳密に言えば、星ごとに「この星は光側の守護天使、この星は闇側の守護天使」となるわけではない。実は、ネガティブ系の星とされている星の住民でも少数の善良な人が含まれていたりする。その人には光側の守護天使がつく。だから、1人1人、どちら側の人間かということで判定される。

 

ここで堕天使の意味について言及しておきたい。なぜなら、世間では堕天使の意味が誤解されているからである。というよりも、誤解されているからこそ、堕天使などという名称が使われているのである。

 

世間的には堕天使は、堕落して、神に反逆して、悪い奴になってしまった元天使というイメージであるが、全部間違いである。

 

そうではない。堕天使と呼ばれているが、寝返って悪い奴になったということではない。天使は天使である。

 

宇宙という遊び場における遊びの1つとして、「光チーム対闇チームの対決」というゲームがあるのである。前回書いたように、天使というのは宇宙という遊び場を成立させるための運営側のキャストである。このゲームを成立させるには、光チームをサポートする天使も必要であり、闇チームをサポートする天使も必要だというだけなのである。

 

なお、アセンションにより6次元以上となった星は全てポジティブ系の星である。逆に、ネガティブ系の星というのは全て5次元以下(生きている時の次元で考えて)である。ネガティブ系のままだと、6次元にはアセンションできない。

 

だから、6次元以上の世界というのは安全で安心して暮らせる環境である。そして、全ての星が6次元以上にアセンションしたとなれば、もう闇の勢力は存在しないので、「光チーム対闇チームの対決」というゲームも終了になる。

 

いつか確実にその状況になるし、その状況になれば堕天使という役割は不要になるので、この記事で書いたことはまた違ってきてしまうのであるが、宇宙は果てしなく奥深いものであり、正確な記述は困難であるということで、ご了承いただきたい。

 

次なる疑問。「レカベルさんもいつか最上位の熾天使になるの?」。回答はYesである。

 

「ということは、レカベルさんも熾天使の後、堕天使になるの?」。回答はYesである。

 

天使の階級のしくみが見えただろうか。

 

天使は全部で144人。宇宙の全サイクルは、12の宇宙で約1兆2000億年。

 

※ 宇宙の全サイクルについての話は以下を参照していただきたい。

次元の構造、宇宙の構造(4)

 

宇宙の全サイクルの時間軸を均等に144で割った時間、おおよそ80億年強になるが、この時間だけ全ての天使が最上位の熾天使を経験する。もちろん、ほかの階級も。

 

仮に光側の普通の天使をスタート地点とすると、以下のような循環になる。

 

光側の天使

光側の大天使

(光側の中間階級)

光側の熾天使

闇側の天使

闇側の大天使

(闇側の中間階級)

闇側の熾天使

光側の天使

 

これで1周。宇宙の全サイクルの期間の144分の1の時間が経過するごとに昇格人事が行われて順繰りに移動する。

 

だから、光側の天使は72人いるけれども、次に大天使になる天使は決まっており、それは1人だけである。その次に大天使に昇格する天使も決まっている。つまり、144人の天使の間で順番というか並びが決まっているのである。

 

ちなみに、次に大天使に昇格する天使は、私の守護天使であるレカベルさんである。前回記事でスターシードには大天使がつかない理由を説明したが、スターシードについては大天使への昇格間近の天使数人で分担して担当するそうである。

 

宇宙の全サイクルの期間で見れば、144人の天使は均等にそれぞれの役職を経験するのである。光側も闇側も。

 

だから、実は、144人の天使の間で誰が偉いとかは一切ないということ。

 

熾天使セラフィムも大天使ミカエルも、宇宙の全サイクルの期間の中で私たちが現在体験しているこの時期にたまたまその階級だったというだけなのである。

 

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