下鴨神社の次は、鞍馬・貴船である。下鴨神社の最寄駅である出町柳は鞍馬・貴船方面への起点でもある。叡山電鉄鞍馬線に乗り約30分、鞍馬駅に到着する。

 

今回は鞍馬寺が先の参拝であるが、6年前の初回参拝時、貴船神社に先に参拝した後、グーグルマップ片手に散策のつもりで鞍馬方面に歩き出したところ、とんでもない目に会ったのである。反対から歩いてくる人はたくさんいるのに、貴船(鞍馬寺西門)側から歩いているのは私だけ。理由はすぐに判明する。5分もしないうちに息が切れるのだ。ものすごい上り坂だから。いつの間にか登山に巻き込まれていた。

 

マピオンで海抜を調べてみると、貴船側の鞍馬寺西門は海抜285mくらい。鞍馬寺魔王殿が海抜438m、途中の最高地点が海抜500mで、最後に少し下って鞍馬寺が海抜410~420mくらいであった。

 

ただ、鞍馬駅の標高は236mくらいなので、鞍馬から貴船に向かう方向が楽かというとそうでもないようだ。しかし、前回の貴船から鞍馬方向は大変な目にあったという記憶があるので、今回は先に鞍馬に向かったのである。

 

 

 

鞍馬寺の参道。毎回同じセリフだが、新緑が美しい。こんなに美しい参道だったのか。前回は逆側から歩いているせいか、そういう印象はなく、非常に新鮮な感じである。

 

 

 

楼門と朱色の灯篭がずらっと並ぶ参道。この灯篭の並びは貴船神社とも似ている。

 

 

 

参道の途中にも色々あるのだが、全部紹介していると記事が終わらないので、厳選する。ここは「魔王の滝」。この魔王というのはあの魔王であり、後で出てくる。鞍馬寺と言えば魔王なのである。

 

 

 

由岐神社(ゆきじんじゃ)。鞍馬寺の守護の神社である。御祭神は大己貴命(オオナムチ)と少彦名命(スクナヒコナ)。

 

お気づきのように、鞍馬寺の境内にある。ここに来るまでに愛山料(参拝時300円)を納めている。従って、由岐神社参拝は有料ということになる。

 

この鳥居のすぐ後ろに見えている社殿。

 

 

これは6年前の画像。これが拝殿とのことである。そう思っていなかったので、今回は画像を取り忘れたのである。

 

当社公式サイトより説明を引用する。

-----

左右二つに分かれて中央に通路のある荷拝殿(にないはいでん)また割拝殿(わりはいでん) いう形式で、桃山時代の代表的な建築物として現在国の重要文化財に指定されています。

-----

 

 

参道と御神木。

 

鞍馬というと個人的には何か恐ろしい雰囲気がある。魔王とか鞍馬天狗とかのイメージがそう感じさせるのかもしれないが、この由岐神社の社叢や御神木にも何かそんな雰囲気を感じる。

 

 

前回の6年前の画像。こちらが私の言いたいことをより伝えている。

 

 

 

 

参道石段の途中にある境内社群。

 

 

 

参拝時には拝殿兼本殿だと思っていたのであるが、実はさきほどの門みたいなのが拝殿だったので、こちらは純粋に本殿である。

 

 

石段上から参道を振り返ってみる。私の中では、これが御神木の大杉を下から見上げた時の構図と並んで好きな構図である。なんとも味わいのある風景なのである。

 

当社の石段上の一番標高が高いところで標高295mくらい。まだまだ上を目指して登って行かなければならない。

 

 

 

由岐神社から標高100m以上登って、やっと鞍馬寺の本堂に到着。本堂は本殿金堂と呼ばれているらしい。

 

この本堂には中央に毘沙門天、右に千手観世音、左に護法魔王尊が安置されている。そして、これらを三位一体として「尊天」と称する。ここまでが公式サイトにも書いてあるような内容。

 

ウィキペディアにはさらに次のように書いてある。

-----

「尊天」のひとり、「護法魔王尊」(サナート・クマラ)とは、650万年前(「650年」の間違いではない)、金星から地球に降り立ったもので、その体は通常の人間とは異なる元素から成り、その年齢は16歳のまま、年をとることのない永遠の存在であるという。

-----

 

うちの女神様たちによれば、サナト・クマラが地球に降り立ったのは約1000万年前が正しいということであるが、鞍馬寺とサナト・クマラの関係は周知の事実であり、鞍馬寺としてもそう認識しているわけである。

 

そして、サナト・クマラとは最近のスピリチュアルの世界でより知られている名前で言えば「アシュタール」ということになる。鞍馬寺でいう「魔王」はアシュタールなのである。由岐神社の手前には「魔王の滝」があったし、この後、貴船神社に向かう途中に「魔王殿」が出てくる。

 

 

本殿前にあるパワースポットとして知られる場所。一応、中央のスポットに立ってみた。みんながこの場所に立ちたがっているので、3秒くらいしかいられない。女神様たちによれば、判る人には判るそうである。残念ながら、私にはよく判らなかった。

 

 

本堂前からの風景。

 

 

 

「奥の院参道」の表示。

 

 

途中にある有名な「木の根道」。

 

このまま木の根道を突き進むと大杉権現があり、さらにその先魔王殿方面に抜けられたらしいのだが、私が見た地図だと大杉権現まで行っても引き返してここに戻って来なければならないように見えたので(しかも公式サイトの地図もそうなっている)、疲れていた私は大杉権現を諦めて右手の別の道に行ってしまった。

 

前回はしばらく木の根道が続いたような気がしたのだが、別の道を行ったせいで、木の根道を歩くことはなかった。

 

ちなみに、この辺りで、あるグループのうちの1人が「自分はここでやめておく(体力的にギブアップでこの先貴船方面へは行かない)」と言っているのが聞こえたのだが、ここからだったら鞍馬寺の本堂の方に戻る方が大変である。後は下りだけだから、頑張って貴船に出た方が楽である。この辺りがこの道中における最高標高地点だったと思う。ここまで登って来たから、この先も登りと勘違いしたのかもしれない。各地点のおおよその標高を頭に入れておいた方が良いかもしれない。

 

そう言えば、6年前もここで知らない女性に話しかけられ、貴船神社まで後どれくらいですかと訊かれた(私は貴船側から、彼女は鞍馬側からここに到達)。体力的にあまり自信がない人は、この辺りで絶望感に襲われる場合があるらしい。

 

 

 

不動堂と義経堂。

 

 

 

いよいよ奥の院魔王殿に到着。ここがアシュタールが約1000万年前に地球に降り立った場所のあたりである。鞍馬はサナト・クマラの「クマラ」が転化した地名と言われている。ここがアシュタールに関する最大の聖地である。

 

もう1つ、熊本県の幣立神宮もアシュタールに関連する聖地であり、スターシードであれば過去に知らず知らずのうちに両方に行っている場合もあるし、アシュタールのセッションで行くように勧められた場合もあるだろう。

 

ここで、信じても信じなくてもよいことを発表しておくと、この約1000万年前のアシュタール降臨の時、実は私も部下として来ていたのである。読者の方もあまり覚えていないかもしれないが、プロフィールや過去記事に書いてある通り、私はアシュタール宇宙船の司令官(の一人)なのである。私のシリウス名である「カノドメ」は幣立神宮付近から広まり熊本県に現存する「京(かなどめ)」さんという名字として残っているという話もしている。

 

サナト・クマラ ⇒ クラマ ⇒ 鞍馬(くらま)

カノドメ ⇒ カナドメ ⇒ 京(かなどめ)

 

私の名は「カノドメ」、アシュタール宇宙船の司令官の一人

 

 

さきほどの画像の建物は神社で言う拝殿であり、奥に本殿に相当する建物がある。

 

 

奥の院魔王殿を後にしてさらに歩く。

 

 

鞍馬寺西門に到着。画像は貴船川を渡る小さな橋。この橋を渡れば貴船である(この画像の手前側が貴船)。ここから貴船神社はわずか徒歩1分のところにある。

 

全体としては、やはり6年前の前回よりも楽だった印象である。本当は、鞍馬から貴船に行っても、貴船から鞍馬に行っても標高差的にはどちらも大変ではあるのだが、鞍馬駅から鞍馬寺本堂までは道が整備されていることもあるし、途中に由岐神社等があるので、個人的にはあまり大変ではなかった。

 

鞍馬駅付近で昼食をとった後、この鞍馬寺西門に到着するまでの時間は1時間30分もかからなかった。鞍馬+貴船で4時間程度見ていたのだが、その範囲内に収まった。私の場合はこの日既に3社を巡った後だったから4時間しか取れないという事情があったので、普通だったら1日ゆっくりするところかもしれないが。まあ、神社巡り旅行の場合には、それ相応の時間制限があるのは仕方ないのである。

 

長くなったので、次回に続く。

 

-----

過去記事はこちらからどうぞ。

記事目次 [スピ・悟り系]

記事目次 [神社巡り]