気がつくと、もう秋のお彼岸です。
まだまだ暑いのですが、吹く風に、確実に季節が移り変わってきたことを感じます。日照り続きだった庭にも雨が降り、植物たちが元気を取り戻しつつあります。
エノコロ草に混じって、庭のあちこちで、今年の夏元気だったのがこれ。
シソです。梅干しを作るときに少しあった葉を思い切り取ったのに、また元気に成長しています。いつもは雑草扱いで抜いちゃうけれど、今年はお世話になったのでそのままにしたら元気に伸びてきました。
そして・・・・
可愛いい花を咲かせ始めました。これが終わると実ができるのかな?漬物が売っていたような・・・。
そして、元気な日々草。ついこの前はこんな感じでした。
今日見たら、さらに大きくなってこんな感じに。
毎日見ていたつもりでしたが、あっという間に1.5倍になっていてびっくりでした。
紫木蓮です。ここ数年、春と秋の2回咲いています。気づかないうちに、蕾がいっぱいついていました。剪定を兼ねて枝を切り、いけばなに使うのが今からとても楽しみです。
それから、これ。
花ではないけど、檸檬です。国内産の緑檸檬が出始めましたね。うちのもこんな感じになりました。
去年は1個も実らず、一昨年は3個くらいだったので、今年はその2倍位できたから豊作と言えるのな。アゲハのお義母さんが産んだ卵や見過ごしてしまって孵化した幼虫との戦いの跡があちこちに残る木ですが、暑さの中放置されていたわりには頑張ってくれました。檸檬には、暑さが似合うのでしょうか。イタリア南部の檸檬の名産地を思い出します。今年は、彼の地に負けないくらいの暑さと青空続きの日々でした。
寒い夏もある秋田で、何年も楽しませてくれるこの木には感謝いっぱいです。
我が家の柑橘5兄弟のうち、一番ちびっこのマイヤーレモンは全く実が付きませんでした。葉がきれいで香りが良いので、レモンリーフとして使おうと考えていましたが、虫食い葉が多すぎてそれも叶わず・・・でした。
橘と金柑とみかんも元気です。みんなお花もきれいに咲かせ、実をつけています。なかでも・・・
これは、みかんです。去年も頑張ってくれましたが、今年もまた実がいくつか。ろくにお世話せずに言うのもなんですが、問題は味です。今年はどうでしょう。去年は「昔のみかん」の味でした。それはそれで美味しかったから、まあいいのかな。
マイヤーちゃん以外は、今10号鉢で育てている柑橘兄弟たち。これ以上大きいと手に余るので、本格的な収穫からは程遠いです。雪国秋田の、冬場のささやかな楽しみといったところ。
ところで、先日、友人から岡山の農家さんがつくったぶどうをいただきました。美味しすぎて、びっくり。日本の農家さんの技術は世界一ですね。とても叶いませんというか、次元が違いすぎます。
お花もしかり。自分でちょっと育ててみるようになって、そのありがたみを更に強く感じるようになりました。