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ジグマという固執した考えから柔らかく物事を考えて、他にも複数の店舗で稼働しないといけない、そういう打てる店をしっかり抱えてこのままスロット生活を続けていく、と思っていました。



しかし、長く続いた5号機にも遂に終わりが近づいてきました。

そしてデビューしてきたのが6号機。時間あたりの吸い込みや出率をかなり制限されて、その上で一撃の最大枚数が2400枚で終了。

とは言え、結局機械割が大切なので高設定狙いで立ち回る分には大した影響無いか?と考えていました。

しかもコイン持ちがかなり良くなっているので投資を抑えられるし、短時間での一撃は無いとはいえ一日打つ分にはそんなに関係無し。


ということでデビューしてきたのが


HEY鏡


です。


こいつが機械割自体も悪く無いししかも面白い。

ゲーム性も分かりやすいし6の推測もやりやすいし、全然良いじゃんなんて呑気に構えていました。


まだこの頃は5号機も残っていたので楽観していました。


更に6の機械割こそ107%しか無いものの、その6が極めて分かりやすくて安定する聖闘士星矢SP。


これも私達は好きで楽しく打っていました。


しかし、冷静に考えるとこれ以外の機種たちは相当に厳しいし、一撃性能が相当下がっている事実があるので夜からの稼働が壊滅していきました。


稼働が取れないと設定を入れる資金も無くなるし、そもそもそんな機種たちに設定を使っても何のアピールにもならない、次に繋がらない、こういう状況が巡ってホールの稼働や売り上げも厳しいものになっていきます。


そんな中でも6号機の救世主と言われる


REゼロから始まる異世界生活


がデビューします。


が‼️


これがまさか私たちのスロット生活を危機に陥らせるとは思いませんでした。


まず設定狙いとしては非常にやり易いし、6の機械割も十分な数値。

そして純増8枚という高速ATのおかげで一発勝負の人も打てるという、本当に良くできていたし確かに6を狙えた事で生活するには困りませんでした。


ではなぜリゼロが生活を危機に晒したのか?



それは




この台って果たしてパチスロなのか?ということを考えて、急激にパチスロがつまらなくなっていったことです。



3戦突破の白鯨攻略戦において、明らかに外部の力が加わって突破しているということ。

200を越えるまではほとんど当たらない、レア役を引いても直撃やCZも無くひたすらに決められたゲーム数を回すだけの通常時。


これってパチスロなのか?自分自身の力は関係ないのでは?


白鯨も先ほど言ったようにどう考えても機械の力だし。


しかも6はATが伸びない仕様。


そしてこの露骨な仕様のせいで、他の6号機も所謂デキレースということが露わになってきました。


有利区間の上限のせいで2400枚出ないとかそんなことは正直二の次で、とにかくスロットとしておかしい、つまらないということが自分たちの気持ちの中でどんどんと大きくなってしまいます。


それでもドン2は面白いし、生活のためにリゼロ、北斗天昇などで凌いで行きました。


私は何とか面白いところを見つけて楽しみながら狙っていましたが、相棒の気持ちがスロットから離れてしまい、この6号機のデビューから漠然と迫っていた将来の危機も気持ちの上で襲いかかってきます。


機械割の低さ、Aタイプ機種の厳しい規制、つまらないゲーム性、客離れによる店の経営状況、急激に悪化していく倒産数、SNSによる情報の収集によって格差が無くなった知識力。

自分たちの頑張りでどうにもならないことが多く、頑張っても報われない状況に私も相棒もどんどんと気力が衰えてきました。



この不安を解消すべく、まず相棒がイオンで働くという行動を開始します。するとこれが思いのほか楽で稼げるということでビックリしました。


スロット生活って、精神的な安らぎもなく、寝不足になり肩や腰も衰えて、雨だろうが雪だろうが毎日夜にデータを取りに行き、朝は抽選から参加してツモれば1日勝負。

それに比べたら仕事が楽で驚いたということです。しかもお金も貰えるし。


もちろん、私も相棒も働いたことがありましたが、あまりにも長いスロット生活でその感覚も何もかも忘れていました。


しかし相棒は私には、スロットで頑張ってほしい、いつかまた規則が変わっていつでもスロットに戻れるように、私にはスロット生活で培った経験を忘れないようにこのまま打ち、相棒もイオンは最低限のシフトだけに入って後はスロットで行く、そういうスタンスで行きたいとのことでした。


これにより私は今までと変わらず打ち続け、相棒は仕事とスロットの両立というスタイルになります。


これで相棒も精神的に余裕を手に入れ、割り切ってリゼロを打ったり、なんだかんだで北斗天昇は好きだったりで続けていきます。



しかし遂にその生活にトドメを刺しにきた、スロット生活を終焉に向かわせたあの病気が流行り始めていました。