2010年から書いていたlivedoorブログにログインできました。
IDもパスワードも完全に忘れていたのでノートが出てきてビックリです。
もしよろしければこちらも合わせてどうぞ。
さて前回の続きから
モンスターハンター月下雷鳴がデビューしてからというものの、この機種をとにかくめっちゃ打ちました。
完全なる自力は当時は画期的で、ゲームに準じた武器の相性や内部で溜まっている状態異常の蓄積、一度状態異常になるとモンスターに耐性ができる、万能な太刀を主人公にする、モンスターの特性を十分に考慮した攻撃力、守備力、素早さの表現、もう完璧中の完璧でした。
今じゃこんな営業は無いでしょうね。
しかも高設定を外したとしてもやたらと討伐が噴いて勝ち逃げしたり、相性が良すぎて収支を大きくプラスにしてくれていました。
相棒も完全にハマっていて、2人でPSPとPS3で連携してモンスターハンターをやり始めたぐらいです。
それからものすごくバカなエピソードもあって、リオレイア希少種戦で相棒があまりに熱くなって、そして怒りに震えすぎて鼻血を出してしまうというハプニングまで起こります。
この時の討伐は今でも鮮明に覚えていて、残り10ゲームの時点で敵の体力は3本満タン。それまで全く攻撃しないわ、敵の攻撃は苛烈で得意キャラのさくやも死ぬわで散々。
ここでもう相棒は完全にキレていて近づけない状態。
ところが保証ゲーム数切ったところから急に味方がやる気を出して、???になってから罠使いまくりの笛吹きまくり、さくやが強攻撃を繰り出すなどしてなんと討伐……からの剥ぎ取りレインボーで8個獲得というヒキを見せたのでした。
この時、討伐した瞬間に鼻血出したんですよね。
これはさすがに爆笑。
討伐中の心境の変化が表情に表れていて、最初は完全に無理ゲーだったからやる気なかったところから、急にやる気になって怒り、行けそうになったところで左ナビ出てブチ切れからの耐える、あと一歩のところからベル連して攻撃せずとか、まあ心の変化に身体がついていけなかったのでしょう。
相棒が月下雷鳴を打っていて討伐中の時には、スタッフ間でインカムが入っていました。
「今相棒さん、討伐中なんで話しかけないように」
これちなみにマジの話でして、その後凱旋のSGG中も同様のインカムが入ることになります。
それほど討伐中は恐ろしい顔をしていましたね。
そんなこともありながら、基本的にはここ1店舗でジグマ生活をしていました。
が、それも時代の流れと共に少しずつ揺らいできました。
まずはSNSや各種媒体での告知や取材などで人を呼ぶイベントが増えてきたこと。
結果、競争率が上がってしまいました。
そして同じくSNSや各種ネット記事などによる情報格差の縮まり。誰でも簡単に機種の知識やイベント、狙い方などを覚えることができるようになってきました。
また、お上によるイベント規制も結局はマイナスで、人を呼べる手段が限られたことにより店も特定の日や取材などの日を強くせざるを得ず、通常営業日が徐々に辛くなっていきます。
それによる広告宣伝費や人件費ものし掛かってきますし。
昔は当たり前だった営業形態が時代遅れになりつつありました。
そもそも昔は土日祝日、連休などは勝手に人が集まるものだから利益を取り、それを平日に還元することが一般的でした。
しかしSNSが発達したことにより、あの店は出ないとか休日は地獄、連休中は回収日といったことがみんな分かってきたので、そういった掻き入れ時でもうまく利益を上げられません。
そうなると特定日以外はどうしても平均化してきてしまい、土日祝日の特定日はきっちりやらなければならない、ということになります。
まさに今もそういう状況です。
ということで、特定日や取材は人が集まって狙い台を取るのがかなり厳しくなり、勝負の日でも台に溢れたり、平日に設定6が見えてこなくなるなどしてきました。
こうなると情報をかき集めて、取材や特定日が重ならないように勝負できる店を探す必要になります。
あくまでホームグラウンドは現在の店、それ以外に打てる日をしっかり作るためにもう2店舗ほどを考えました。
それが目黒区の店と新宿区の店、そして神奈川県横浜市の店。
これらは実はかなり昔に優良店として私が知っていた店。その優良店ぶりが耳に入ってくるほど当時は有名だったので、今はどうなっているのかな?と思い調査しにいきました。
結果、目黒の店は特定日に出目台のイベントがあり、新宿区の店はリニューアルしてからさらに優良店となり特定日も被らず、横浜の店は十数年も前に実際にフィーバーパワフルを打ちに行って度肝を抜かれた店。こちらは特定日が2種類ある上にSNSでの発信もしていたので即座に登録。
そういった努力の甲斐あってスロット生活も引き続き継続することができました。
特に神奈川の店は結構みんなSNSでのヒントなどを解読できない、もしくはそもそも見ていないようで、それなりの番号を引ければどうにかなるのは助かりました。
そんな中でもホームの店でも大切にされていたなと思うし、そうなるように店の治安維持に協力したりスタッフとのコミュニケーションを大事にしたりしていました。
それは他の店でも同様で、たまにしか行かないのに話しかけてくれたりして快適にスロットを打っていました。
そもそも私は人間関係とか気遣いとか面倒なことはやりたく無いし、勝手気ままに生きていきたいなんて考えてこの生活を選んだはずなのに、そんなスロット生活でいつの間にか一緒に遊ぶ友人ができただけでなく、共に生活していくパートナーもでき、スタッフやコーヒーガールの人達とも仲良くしたり、他の年配の常連とも仲良くなったりして、結局どんな世界にいても人間関係やコミュニケーションって大事なんだなと思い知らされました。
それを十分に説いてくれたのは今の相棒でもあるのですが。
さてそんな時代の変化もあって、メインの店と他に2店舗打てる店を抱えるようになりました。
きっとこのまま、なんだかんだ言いながらも相棒と共にスロットで生きていく、そう考えていたのですが……?