そしてモナコGPでもクラッシュは発生してしまう。
今度はタンブレロほどの高速コーナーでもない。
にもかかわらず、ドライバーのカール・ヴェンドリンガーは為すすべもなくウォーターウォールに激突し脳が腫れ意識不明のまま病院へ運ばれた。
真実を知る者にはどのようにうつっただろうか‥‥
アイルトン・セナが懸念していたことが現実となっておきている。
あの事故の時でさえ確信が持てずにいた。だがその疑惑が関係者の中ではっきりと確信へ変わっていったのではないだろうか。
もうアイルトン・セナの事故原因を特定する前に今おきていることに歯止めをかけなければ本当にF1が開催できなくなってしまう。
そういった思いに関係者は駆り立てられていたのではないだろうか。
そして世間ではあの魔のグランプリ、イモラで起きた悪魔のスパイラルが終わっていないことを確信した。