鈴鹿の大空 | F1~あの先にある栄光~

F1~あの先にある栄光~

F1~あの先にある栄光~は、1994年サンマリノGPで発生した事故の真相を追及するものです。

小説風に書いていきます。更新は2か月1回のペースでやっていきたいと思います。
タイトル写真:BigTallGuy

最高のステージが整った。

この鈴鹿の空の下で、この瞬間の時を向かえるための準備だったのだ。

チームメイトは、わずか3年で名門チームへと移り変わっていった。

同じマシンに乗っていた。言い訳はできないだろう。

まして、マシンへの理解は、前年度、同じマシンに乗っていたことのアドバンテージがあったはずだ。

プロセスの素晴らしさは、チームメイトよりも、ずっと良かった。

しかし、この世界で、それは評価されない。結果こそすべてなのだ。

もう、思い残すことがないくらいの、すばらしいマシンに乗っている。

これがきっと、最後のチャンスとなるであろう。

だが、この地は小さなころから知っている。

決戦の日、観戦している全員があなたに力を与えるだろう。

本当は、見えているのだ。

ポール・ポジションをとる姿が。

スパと似ているこの世界屈指の難コースで、それは実現される。

自身の未来と、みんなの期待と希望を、一身に背負って、勇気を持って走ってほしい。

その想いが、きっと、あなたにとっての奇跡となる。

かつて、3度のワールドチャンピオンをとった男も最後のレースでは、みんなの期待のために勇気を振り絞って走ったのだ。