ヨーロッパGP 勝者たちのセットアップ 01
ヴァレンシア市街地サーキットで行われたヨーロッパGPにおいて見事上位入賞したドライバー達が、彼らの貴重なセッティング方法について詳細まで語ってくれました。
このセッティングの共有という試みに協力してくれたドライバーの方々に、私はまず多大な感謝とともに敬意を払わなければなりません。
今回は現在のポイントリーダーであり、ヴァレンシアで予選2位、決勝2位の成績を残したshtrigon7氏がセッティングについて語ってくれました。
早速彼の「勝者の」セッティングを分析してみます。
●ヴァレンシアでのセットアップ
エアロ:フロント4リア1
ブレーキ:51%、高、スモール
バランス:60%、スタビライザーフロント2リア4
サスペンション:車高4、スプリングレートフロント3リア4
ギア比:ファイナル319、それ以外は好みで
キャンバー・トー:上から三つは全て左へマックス、最後のリアトーは一つ右より。
サスペンションとエアロをオーバーステア気味にセットし、バラストで適度なバランスを取る方法でセットアップが進められています。
繊細なアクセルワークがクイックなターンインを可能にしているのでしょう。
さらに、次戦のセットアップの方向も教えていただきました。
●シルバーストーンでのセットアップ
エアロ:フロント7リア3
ブレーキ:51%、高、スモール
バランス:60%、スタビライザーフロント2リア4
サスペンション:車高4、スプリングレートフロント3リア4
ギア比:ファイナル短め、3~5速をかなり長め
キャンバー・トー:上から三つは全て左へマックス、最後のリアトーは一つ右より。
基本的にはヴァレンシアのセッティングをベースに仕上げる方向とのことです。
このセッティングの共有という試みに協力してくれたドライバーの方々に、私はまず多大な感謝とともに敬意を払わなければなりません。
今回は現在のポイントリーダーであり、ヴァレンシアで予選2位、決勝2位の成績を残したshtrigon7氏がセッティングについて語ってくれました。
早速彼の「勝者の」セッティングを分析してみます。
●ヴァレンシアでのセットアップ
エアロ:フロント4リア1
ブレーキ:51%、高、スモール
バランス:60%、スタビライザーフロント2リア4
サスペンション:車高4、スプリングレートフロント3リア4
ギア比:ファイナル319、それ以外は好みで
キャンバー・トー:上から三つは全て左へマックス、最後のリアトーは一つ右より。
サスペンションとエアロをオーバーステア気味にセットし、バラストで適度なバランスを取る方法でセットアップが進められています。
繊細なアクセルワークがクイックなターンインを可能にしているのでしょう。
さらに、次戦のセットアップの方向も教えていただきました。
●シルバーストーンでのセットアップ
エアロ:フロント7リア3
ブレーキ:51%、高、スモール
バランス:60%、スタビライザーフロント2リア4
サスペンション:車高4、スプリングレートフロント3リア4
ギア比:ファイナル短め、3~5速をかなり長め
キャンバー・トー:上から三つは全て左へマックス、最後のリアトーは一つ右より。
基本的にはヴァレンシアのセッティングをベースに仕上げる方向とのことです。
Europian Grand Prix season1
Qualify
Pos | Driver | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | Ukon Yamamoto | Force India | 1:39.046 |
2 | shtrigon7 | BMW Sauber | 1:40.342 |
3 | RUDJE | Mclaren | 1:41.110 |
4 | Mephi | Williams | 1:41.274 |
5 | PonJ | Red Bull | 1:41.410 |
6 | O.Vettel | Toro Rosso | 1:42.207 |
7 | KAMIKAZE GONTA | Renault | 1:42.275 |
8 | maru@Button | Mercedes GP | 1:43.378 |
9 | BELKA | Ferrari | 1:45.080 |
Race
Pos | Driver | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | Ukon Yamamoto | Force India | 39:48.845 |
2 | shtrigon7 | BMW Sauber | +19.0 |
3 | Mephi | Williams | +34.8 |
4 | RUDJE | Mclaren | +36.6 |
5 | maru@Button | Mercedes GP | +40.0 |
6 | KAMIKAZE GONTA | Renault | +57.1 |
7 | O.Vettel | Toro Rosso | +81.6 |
8 | PonJ | Red Bull | +114.2 |
9 | BELKA | Ferrari | 1LAP |
バレンシア攻略法!
次戦は1月8日、ヨーロッパラウンドに戻りヨーロッパGPですね。
そこで自分なりのバレンシア市街地コースの攻略法を書いてみます。
バレンシアは低ミュー路面で滑りやすいので、これの対策がまず必要になります。
これにはいくつかのソリューションが考えられます。
●リアウイングを立てる
かなり効果的ですが、ドラッグが大幅に増えてしまうという弱点があります。
意外と全開区間が長いので・・・
●バラストを後ろ寄りにする
効果はそれほどでもないですが、ドラッグを増やさないで済むのが最大のメリット。
アンダーステアが出やすくなってしまったらフロントウイングを立てるといいかも。
●アンダーステア気味のセッティング
サスペンションをアンダーステア気味にセットする方法。
多少リアがスライドしても踏ん張ってくれます。
ただこれ単体では運転しにくくなるだけかも・・・?他のセッティングと併せて使う。
今はクイックにコーナーに入れるようにバラスト前寄りでリアウイングを4まで上げて走っています(レースでのベストが1分39秒)が、リアウイングを寝かせてバラストを後ろにずらしたらどうか、比較して検討したいところです。
そこで自分なりのバレンシア市街地コースの攻略法を書いてみます。
バレンシアは低ミュー路面で滑りやすいので、これの対策がまず必要になります。
これにはいくつかのソリューションが考えられます。
●リアウイングを立てる
かなり効果的ですが、ドラッグが大幅に増えてしまうという弱点があります。
意外と全開区間が長いので・・・
●バラストを後ろ寄りにする
効果はそれほどでもないですが、ドラッグを増やさないで済むのが最大のメリット。
アンダーステアが出やすくなってしまったらフロントウイングを立てるといいかも。
●アンダーステア気味のセッティング
サスペンションをアンダーステア気味にセットする方法。
多少リアがスライドしても踏ん張ってくれます。
ただこれ単体では運転しにくくなるだけかも・・・?他のセッティングと併せて使う。
今はクイックにコーナーに入れるようにバラスト前寄りでリアウイングを4まで上げて走っています(レースでのベストが1分39秒)が、リアウイングを寝かせてバラストを後ろにずらしたらどうか、比較して検討したいところです。