F12010 online Grand Prix -7ページ目

British Grand Prix season1

Qualify
PosDriverTeamTime
1PonJRed Bull1:31.356
2Ukon YamamotoForce India1:31.888
3KAMIKAZE GONTAMercedes GP1:32.090
4RijyeFerrari1:32.355
5MephiWilliams1:32.563
6shtrigon7BMW Sauber1:32.733
7SuihiroMclaren1:32.890
8RUDJERenault1:34.288
9O.VettelToro Rosso1:34.854


Race
PosDriverTeamTime
1Ukon YamamotoForce India33:29.429
2RijyeFerrari+3.5
3PonJRed Bull+4.5
4shtrigon7BMW Sauber+8.6
5MephiWilliams+10.0
6KAMIKAZE GONTAMercedes GP+15.7
7SuihiroMclaren+36.8
8O.VettelToro Rosso+98.0
9RUDJERenault--------

シルバーストーンサーキット攻略

今週末に行われるイギリスグランプリの舞台シルバーストーンサーキットを、攻略も兼ねてご紹介てみようと思います。

●サーキットデータ
全長:5.901km
レース距離:21周(123.921km)
予想P.Pタイム:1:31.000

●ピットストレート~コプス
サーキット建設当時から90年まで長らく続いた伝統的な旧五角形レイアウトの時代から現在に至るまで、それほど大きな変更は加えられていません。
ここは6速で通過。コツは気持ち早めに減速すること。
減速が遅れてしまいアンダーが出てしまうと脱出速度が遅くなってしまい大きな代償を払うことになってしまいます。

●マゴッツ~ベケッツ~チャペル
91年に加えられた大改修のハイライトはこの部分だと言えると思います。
この難しいS字はまず最初の左→右を7速全開で駆け抜けます。
その後軽く減速して6速に落とし左、さらに減速し5速で右に切り返してハンガーストレートに向かいます。
少しでもリズムが崩れると大幅にタイムを失ってしまう、サーキットでも最も重要なセクションです。

●ハンガーストレート~ストウ
歴史的なバトルが幾度となく行われた伝統的なハンガーストレートは未だに健在。
このサーキットで最もスピードが出る地点から5速まで減速し、ストウコーナーへと進入します。
アペックスからハーフスロットルでグリップを探りつつ徐々に加速し、アウトに膨らみながらヴェールへ向かいます。
コツはコース幅をいっぱいに使うこと。

●ヴェール~クラブ
6速から3速まで一気に減速し、縁石に乗らないように注意しながら左ターン。
右ターンはイン側の縁石を思い切って使ってタイムを削ります。
4速に上げてクラブを脱出。

●アビィ~アリーナ
ここからが2010年新しくなったセクションです。
以前はウッドコートシケインへと向かう単なる通過点だったアビィですが、シケインへと姿を変え、2010年からは最もマシンの空力性能が問われる高速コーナーへと改修されました。
コプスと同じような感覚で6速で通過します。
現実にはここを7速で抜けることを許されたのはレッドブルRB6のみでした。
その次のアリーナ区間はまず右3速、次の左が2速。
特に左は深く回り込むので、アクセルを開けるタイミングが重要になります。

●ブルックランド~ルフィールド
新しくなった最終セクションは前レイアウトに比べて少し高速になっています。
ブルックランドは出口のRが若干きつく変化しますが、一つのコーナーを抜けるようにクリッピング・ポイントを奥に取り、3速~4速で抜けます。
最終のルフィールドは大きく長く回り込む中速コーナー。
3速~4速ハーフスロットルでグリップを探りながらクリアします。
ここも脱出が非常に重要な難しいポイントになります。

ヨーロッパGP 勝者たちのセットアップ 02

今回は、ヴァレンシアで最も速かったUkon Yamamotoが自身のマシンセッティングについて語ってくれました。
その中身を分析してみます。

●ヴァレンシアでのセットアップ

エアロ:フロント4・リア2
ブレーキ:フロント51%・空気圧高・サイズスモール
バラスト:フロント90%
アンチロールバー:フロント1・リア11
車高:フロント2・リア3
スプリングレート:フロント10・リア2
ギアボックス:7速321kph あとはほぼ真中より
キャンバー:フロント-1.5・リア-3.5
トー:フロント0.05・リア0.20

とにかく低速コーナーからのトラクションを重視したセッティングです。
クイックにターンインできるようにバラストは前よりにし、リアがナーバスになりすぎないようにリアウイングを立て気味にしています。

●シルバーストーンでのセットアップ

エアロ:フロント11・リア1
ブレーキ:フロント51%・空気圧高・サイズスモール
バラスト:フロント90%
アンチロールバー:フロント1・リア11
車高:フロント2・リア2
スプリングレート:フロント9・リア4
ギアボックス:全て2つずつ右へ
キャンバー:フロント-1.5・リア-3.5
トー:フロント0.05・リア0.20

シルバーストーンは高速コーナーでのスピードの維持が鍵を握るので、フロントウイングを思い切って立てて高速コーナーでのスピードの維持を狙います。
スプリングレートは低速コーナーのトラクションがヴァレンシアほど重要ではなく、高速コーナーでアンダーステアが出ないように弱アンダー気味にとどめています。