2022年5月。

当時1人暮らしをしていた母。

アルツハイマー型認知症を発症していたことが分かり、安全を考えて呼び寄せました。

現在の症状状態は初期~中期の間と診断を受けています。

(要介護1)



父は、自律神経失調症があり、過去の交通事故や、転倒での怪我が起因で身体障がい者になりました。

また、薬の多剤服用で慢性腎臓病にもなりました。

2022年7月。

自宅で転倒し半日以上身動きが出来なかったことがきっかけで、老化による認知機能の低下と診断を受けました。

糖尿病予備軍。

今は週2回デイに通っています。

(要介護3)



両親は20数年前に離婚。

私と父は20年以上、2人で暮らしてきました。


母は今、私と父が住むアパートの隣室で暮らしています。


ただいま母と父のワンオペ見守り介護中です。


母は、数年起きに病気やケガが絶えない人でした。


「傷のだらけの女」


母は自分のことをそう言います。



私が知っている限りでは(順不同)

盲腸炎で盲腸摘出手術、

卵巣筋腫で子宮摘出手術、

脳腫瘍で腫瘍摘出手術、

胆石が原因の急性膵炎、

胆嚢摘出手術、

20数針縫う足の怪我、

アルツハイマー型認知症

高血圧症


と、これだけの病歴や怪我があります。


母の子供の頃から結婚前までの病歴やケガなども含めるとかなりありそうです。


子供時代は貧血持ちでよく倒れていたそうで、病弱だったとも話してくれます。

今は大丈夫なんですが、

こちらに来た時に紹介状を持って診察を受けた時の血液検査の結果で、

過去に極度の貧血だったでしょ、と言い当てられました。


私が体調が悪かったり、

仕事で帰宅が遅かったり、

連続勤務があったりすると、

必ず、過去の病歴を話し、自分は傷だらけの女だ、と言いながら私に身体に気をつけなさいよ、と毎回言います。


数々のケガや病気に打ち勝ってきた母。


「傷だらけの女」は、今日も元気です。