これは、泣きましたぁしょぼん汗

☆☆☆☆☆


登場人物の「やさしい」気持ちが、たくさん描かれている小説です。

あらすじは有名だと思うんですが、雪だるま北海道の塩狩峠で、列車が突然レールを下り始めてしまった時、自分の身を投げ出して列車を止めた方の話です。

乗客を救うために、死んでしまったなんて号泣ッうぅ。。


キリストの教えを実行した主人公はすごいです。

私は、これを読んで、キリスト教の教えは人を救うのかもしれないと考えました。これを読む前は、キリスト教はうさんくさいなあっと思っていたけれど、見方が変わりますね。

主人公もずっと、キリスト教は嫌い!!!と考えていたので、キリスト教に好感を抱いていなかった私もすんなり読めました。


とっても良い小説でした。図書館で読んでたけど、感動して泣きそうになって、鼻水がでてきました。

これ、すごい良い作品なんです。☆☆☆☆☆

だけど(ゆえに?)、私は、まだ文学的な内容が理解できていません(;^ω^A たぶん、なんでみんな孤独なのに生きなくちゃいけないんだろう。みたいな主題かと思うけど、なんか実感できなくて。。


それにも拘らず、私がこの作品が大大大っ好き!!!なのは、この作品に萌えてしまったからですドキドキドキドキドキドキほんと失礼かと思うんですけど、どきどきでしたラブラブ!

まず、孤独で頭の良いクールな青年が、病室にいるという設定にキュンと来ました。さらに、その青年が死んでしまう前に、「君になら・・・」と言って、二冊のノートを友人に手渡します。そのノートには、青年の十八の春と、二十四の秋の、二つの愛について書かれていたのです!!恋の矢


この時点で、私はもう胸がしめつけられてどうしようもありませんでした。


そして、青年が残していった二冊のノートに描かれていた恋も素敵でした。ひとつは、女のように美しい後輩への恋でした。つまり、男どうしの恋が描かれていたのです。はじめは読み間違いかと思いましたが、やっぱり男の人と男の人への恋でした。青年は、同じ弓道部の後輩藤木に恋をしていて、弓道部の合宿で島に行ったんですが、その時に思いを告げるんですが、うまくいかず・・・といった感じ。

ああ。ヤバいです。

青年も、後輩の藤木も、孤独で悩ましげなところが好きです。


くらくら。


ふたつめの恋は、藤木の妹への恋。これも良かったけど、ちょっと文学的だったかな。私は、ひとつめの恋に心がメロメロになってしまっていたので、よく読めなかったのかもえっ??

とにかく、今度は冷静になって読み直さなくちゃ合格

物語の設定がおもしろそうだから、読んでみた☆本の裏にこんな紹介がされていたのです→【ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は平穏な日常を送っていた。それでも、町の広報誌に発表される戦死者数は静かに増え続ける】・・・


この戦争にどんな謎が隠されているのか気になる!!ってドキドキしながら、読んだんだけど、・・・


ずばり、文章力がないと思う!!


設定はスゴクいいのに、なんかその良さが生かされていない。。。これがデビュー作というから、しかたないのかなあ。もったいないなあ。

作品で伝えたいコトは、すごくいいんだよ。特に、「僕らは戦争=絶対悪と決め付けて、思考停止状態に陥ってしまう。」ってコトが指摘されていて、「たしかにそうだなあ」と思わされた。

し、人を殺すことはできるか?という答えについて「殺すってことを、相手から奪うことではなくて、相手に与えることだと考えれば簡単」というふうに書かれていて、「たしかに考え方を変えれば、いいことのようにも思えるのかも??」と不安になったりもした。


内容は良いのです。それゆえに文章力のなさが痛い。。でも、文庫版だけにあるという別章は良かったです。描きたいことがコンパクトに、かつスリリングに描かれてて。だんだん文章力が磨かれてきたのかな??これからに期待しよう~。