私は会社員時代、
三連休とか夏休みとか
長期休暇明けが一番憂うつでした。
でもよく考えたら、
職場の人間関係も悪くないし、
仕事内容だってそれなりにやり甲斐もある。
もちろん連休で
仕事が溜まっているのもあるけど、
それだけじゃない。
明確に何がそんなに嫌なのか
当時はよくわかっていませんでした。
フリーランスになってみて
分かったことがいくつかあります。
そのうちの一つが、
無駄な仕事をしなくて良くなって
ストレスが減ったことです。
会社に勤めていると、
やれキャンペーンだとか、
仕事の方針が変わったからとか、
とかく意味を感じられない仕事を
せざるを得ない時がありました。
私はそれが一番嫌いでした。
「この仕事、今やる意味があるんだろうか？」
そんな疑問を感じながら、
意味がないと思いながらも
キャンペーンだからとか、
上からの指示だからという理由で
無意味な仕事をやらざるを得ない。
それがたまらなく嫌でした。
なぜ嫌だったかというと、
大切な時間を本質的なことではなく、
無意味なことに費やしているから。
でも会社からお給料をもらっている限り、
無意味な仕事と分かっていながらも
やらざるを得ない時があります。
つまり会社員とは、
時間をお金に換える働き方です。
フルタイムの社員なら
1日8時間。
1週間5日で40時間。
4週間で160時間。
残業とかしようものなら
月に200時間くらいを給料の対価として
差し出すことになります。
その200時間を
自分の思い通りに
本質的なことに使えたら、
ストレスはないのかもしれませんが、
会社員となればそうもいきません。
私はそれがたまらなく
嫌だったんだと思います。
フリーランスになれば、
もちろん毎月決まったお給料が
振り込まれるわけではありません。
自分が動かなければ、
何も入ってこないこともあり得ます。
それでも自分の裁量で
本質的な意味を感じることに
時間を使えるだけでも
ストレスは軽減されました。
働き方だとすれば、
フリーランスは
経験や知識といった自分の才能を
お金に換える働き方とも言えます。
極端な話をすると、
毎月200時間を費やしなくても、
1時間で会社員の月給をもらうこともできます。
全ては自分の裁量で
自分の行動次第で
手にするお金も変わってきます。
そんな働き方に魅力を感じる人は、
会社に勤めているよりも独立した方が
ストレスなく働けるようになるでしょう。
私には自分の裁量と責任で
自由に働けるフリーランスが
向いているように感じています。
少なくとも連休明けに
「明日は会社だ〜」と思う
憂うつからは解放されました。
あなたは会社員とフリーランス、
どちらが向いていますか？
時間をお金に換える働き方と
才能をお金に換える働き方の
どちらに魅力を感じますか？
どちらが良い悪いは
ないんですけどね。
