新型コロナウイルスのニュースで持ち切りですね。
ヒトに感染するコロナウイルスのうち、風邪のウイルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類があるとのことだ。
風邪のウイルスの多くの感染者は軽症だが、高熱を引き起こすこともあるとのことだ。
重症肺炎ウイルスには、
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)と
中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)があり、
2002年に発生したSARSは日本でも大騒ぎになったが、それほど日本では感染が広がらなかった。
日本では野生動物に接触したり食べたりする機会がほとんどないので、感染する割合も少ないのだろう。
しかし、2002年に比べるとインバウンドで海外からの観光客もかなり増えているので、今回の新型コロナウイルスには多少注意する必要があるかもしれませんね。
僅か100年前の1918年~1919年にかけて全世界的に流行したインフルエンザ、通称スペイン風邪では感染者5億人、死者5,000万~1億人と言われ、第一次世界大戦や第二次世界大戦の死者数を上回る死者が出たとのことだ。
日本でも39万もの人がスペイン風邪で命を落としたらしい。
スペイン風邪の場合、感染者が最も多かった高齢者では、基本的にほとんどが生き残った一方で、青年層では大量の死者が出ていたとのことだ。
以前に同じようなウイルスの種に感染して抗体が出来ていたかどうかの違いなのだろう。
そう考えると、予防接種のワクチンで完全に抗体が作られるのなら受けていた方が安心ですね。
ウイルスは変異して人に襲い掛かってくるが、目に見えないだけに非常に恐ろしい・・・
明日や明後日くらいまで気温が高そうだが、月末から月初めにかけては寒気がおりてきて寒くなりそうなので、ウイルスの感染には要注意だろう。