文春の不倫記事がきっかけで、小室哲哉さんが引退するとの発表があり、「文春のせいだ！」「ワイドショーが取り上げるからだ！」などと、未だにワーワー騒いどりますな。
同じ文春の不倫記事でも、小室さんには同情する意見が多く、今回便乗ツイートしたゲスの川谷には「お前が言うな！」とけちょんけちょんであるｗｗｗ
火が付いた時に、素早く初期消火出来たかどうかの違いだろう。
小室さんは長年ＫＥＩＫＯさんの介護をしていたのもあるが、洗いざらいぶちまけて引退という道を選び、自らけじめをつけたので火が消えた。
日本人には武士道のＤＮＡがあるのか、自ら首を差し出し切腹した者には「潔し」となるが、一方の川谷は女性であるベッキーを矢面に立たせて自らは逃げまくったので「卑怯千万」と未だに叩かれる原因となっている。
小室さんの引退は文春が直接的な原因ではなく、創作活動にいろいろ支障をきたしてきたのが大きな原因なんでしょ？
「引退して戻ってくるのは格好悪い」という人もいるが、創作活動できる環境になり、需要があるのなら戻ってきたらええやん。
スーパースターのマイケルジョーダンは引退しても2回復帰したし、ちゃんと仕事が出来るのなら誰も文句言わんやろ。
明けても暮れても不倫の記事とニュースを流しているが、結局は雑誌が売れるから、視聴率が取れるから扱うのだろう。
「売れればいい」「視聴率が取れれば何でもいい」という考えが主幹にあるのなら、不倫のモラルと何ら変わりないのでは？
「国民の程度が低いから」というコメントもあるが、一般的に『スキャンダル』＝『他人の不幸は蜜の味』ですからね。
人間というものは、甘いものを食べると脳が幸せを感じるように、他人の不幸話で脳が幸せを感じるようになっているらしい（私は脳科学者では無いが）。
大体笑いが起こるのは、成功談よりも失敗談でしょ。
小さい子が「おしり」や「う○こ」と言ってゲラゲラ笑っているように、人間は本能的（今はあまり本能という言葉は使わないらしいが）に下ネタが大好きなんですよ。
だから「スキャンダル」と「下ネタ」を合わせた「不倫ネタ」に飛びつくんでしょうな。
しかし、人間は理性で欲望を抑え込むことが出来る生き物であり、常に欲望と理性の間で戦っている。
美味しいものを食べたいが、ダイエット中なのでやめようというのが典型的な例ですね。
問題が起こる多くの場合は、理性が欲望に負けた時だろう。
普通は「相手に悪い」「家族に迷惑がかかる」「仲間に迷惑がかかる」「関係者に迷惑がかかる」と言った理性（抑止力）が働くはずなんですがね。
週刊誌やワイドショーは「売れればいい」「視聴率が取れればいい」という欲望だけで動いているケダモノに近いもので、「スキャンダル」「下ネタ」と言う人間の本能的なことでしか興味を引けないチープな存在、砂糖をふりまいてアリを集めている感覚なんでしょう。
番組のスポンサーもそれを良しとして、そのスポンサーを支えているのは国民なので、間接的にワイドショーを国民が支えていることになるのかな。
そんな週刊誌やワイドショーを楽しんで見ている人間もいてるのだから、別に無くせとも辞めろとも思わないし、十人十色・人それぞれで良いとは思うが、他人のプライバシーを侵害して金に換えるのはあまり良いとは思えませんね。