藤浪は去年の良い時に大分戻してきたようですね。
力を入れていない様で球がピュッとくる脱力投法のような感じで、今までとはストレートとスライダーのキレ、そして、コントロールが違っていました。
球が抜けてメカニズムに問題があることが分かっていながら、1か月も修正しないコーチ陣や、シーズンの終わりと共に、投げ方をリセットする藤浪も良く分からないが、次からも良い球を投げてくれれば良しとしよう。
投手は、ゆったりとしたフォームからリリースの時に腕を振って力を入れると良い球が行くが、打者も上半身の力を抜いて、インパクトの時に力が入るようにスイングしないといけないし、上半身の力を抜こうと思えば、膝も柔らかく使わないといけない。
体のメカニズムをきちんと分かって無いとダメということですな。
昨日は「低めを捨てて、ゾーンを上げろ」という指示は出ていたらしい。
よく言われることだが、「低めを捨てろ」と言われると、低めを意識して余計に低めに手が出る。
打線がサッパリなのはコーチングに問題があるのかもしれませんな。
野手の半分くらいが、初の1軍といっていいくらいの選手なので、なかなか勝ち続けるのは難しいだろう。
ストライクを見逃しボール球を振るシーンが目立つし、縦の変化球にも対応が出来ない。
ストレートはダウン気味、スライダーなどはレベル、フォークやカーブはアッパー気味、など、球種によってスイングを変えないといけないが、一つのスイングしか出来ないから対応出来ないのだ。
相手がグーを出せばパー、チョキならグー、パーならチョキでないと勝てないが、グーしか出せないとチョキにしか勝てませんわな。
アッパースイングと言っても、後ろの肩とバットのヘッドを下げて打つのではなく、肩はレベルにバットのヘッドを立てて、ゴルフスイングのようにダウンからのアッパーで打たないといけない。
上本はヘッドが下がるからストレートを空振りしているし、原口も疲れからかバットのヘッドが下がり気味なのでヒットが出なくなったのでしょう。
広澤さんのブログにも書いてあったが、インコース、アウトコース、高め、低め、球種などに合わせたスイングが出来ないと打てないのである。
バッティング練習で、半速球ばかりポンポン打っていてもあまり役に立たないということだ。
若手は使ってもらっている間に武器(スイングの仕方)を増やしていかないと、何時まで経っても同じ攻め方をされて同じ凡打を繰り返すだろう。
そんな若手の不甲斐なさの批判を避けるために、キャプテン鳥谷がピエロを演じているのだろう。
キャッチャーからの送球を落球した時には、怒るというよりも声を出して笑ってしまった。
批判を一身に浴びるキャプテン、流石っす!!!
若手も鳥谷の優しさに甘えずに結果を出してくれ。
成長せずに不甲斐ない姿を見せていると、そのうち批判の矛先が自分に向いてきますよ。
ドリスをセットアッパーとして使っているが、軸になる球が良く分からないので、いろんな球を投げてコントロールを乱して崩れますね。
今はドリスを上げてきた時と状況が違い、全く打線が打てない。
左投手にまあまあ強いヘイグを上げて、得点力のアップを図るべきではないだろうか。
「打てないわね」を繰り返すアネキではなく、状況に応じた手を打たないといけませんね。
今はリードを守る以前にリードする事が先決です。
7回8回は安藤、高橋、榎田、球児あたりを連投させなければそこそこいけるだろう。
打線が点を取って楽な展開にもっていければ先発も引っ張れるし、いらん心配もせずに済むのだが・・・