コリジョンを 理解してない 審判ね | Eye of the Tigers

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昨日の阪神巨人戦で「コリジョンルール」が適用された。
1.捕手原口は、ホームベースの前に出て送球を処理しようとした。
2.ワンバウンド送球に合わせるようにホームベースの後ろへ下がり捕球しランナーにタッチ。
3.衝突を回避するようにホームベースも空けている。
最初はアウトの判定だったが、ビデオ判定により「コリジョンルール」の適用でセーフになってしまったのである。


責任審判の杉永は「(捕手の原口が)最初から走路に入っていたという判断です。捕球の流れではなく最初から。いろいろ意見を言い合った結果、最終的には4人の意見が一致しました」と試合後にコメントした。


NPBの野球規則では
『捕手がボールを持たずに得点しようとしている走者の走路をブロックすることはできない。もし捕手がボールを持たずに走者の走路をブロックしたと審判員が判断した場合、審判員はその走者にセーフを宣告する。前記にかかわらず、捕手が送球を実際に守備しようとして走者の走路をふさぐ結果になった場合(たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)には、本項に違反したとはみなされない。また、走者がスライディングすることで捕手との接触を避けられたならば、ボールを持たない捕手が本項に違反したとはみなされない
 本塁でのフォースプレイには、本項を適用しない。
【原注】 捕手が、ボールを持たずに本塁をブロックするか(または実際に送球を守備しようとしていないとき)、および得点しようとしている走者の走塁を邪魔するか、阻害した場合を除いて、捕手は本項に違反したとはみなされない。審判員が、捕手が本塁をブロックしたかどうかに関係なく、走者はアウトを宣告されていたであろうと判断すれば、捕手が走者の走塁を邪魔または阻害したとはみなされない。また、捕手は、滑り込んでくる走者に触球するときには不必要かつ激しい接触を避けるために最大限の努力をしなければならない。滑り込んでくる走者と日常的に不必要なかつ激しい接触(たとえば膝、レガース、肘または前腕を使って接触をもくろむ)をする捕手はリーグ会長の制裁の対象となる。』
とある。


走路とは『塁と塁を結んだ線分(塁線)を基準に左右両側に3フィート(91.4cm)ずつ、合計6フィート分が通常走者の走路とされる』となっているので、原口の最初の立ち位置は分からないが、写真で見ると左足が塁線の3フィート以内に入っていたのだろう。

しかし、そんな細かい事を言いだしたら、去年までは全て走塁妨害でしたね。




それでも、走路をブロックや、走路をふさぐ行為には当たらないのではないか。

しかも、ホームベースを開けていたのでランナーの小林はスライディングで衝突を回避出来ていた。




衝突による選手の怪我を防止するためのルールはルールでいいのだが、実際は衝突が起こった時にビデオ判定し、それ以外はタイミングで判定しないと野球が間延びして面白くなくなりますね。
昨日は衝突を避けるために明らかにホームベースを空けてましたし、タイミングも完全にアウトでしたからね。

コリジョンルールを完璧に把握しビデオ判定をしたのなら、昨日のケースは完全にアウトでした。

審判がルールの勉強、日本語の勉強、ジャッジの勉強をもっとしっかりしないとあきませんわ

この前も誤審で負けましたしね(昨日は貧打のせいだが)。


最後に、阪神には特別に「トリジョンルール」を作ってもらえないだろうか。
1.鳥谷の半径2m以内に打球が飛んだら全てアウト
2.無死満塁で鳥谷がピーゴロホームゲッツーになった場合打ち直しが出来る
3.甲子園で鳥がグラウンドに魚を吐いたら阪神の勝ちとなる
それぐらいしてもらわんことには勝てまへんわ・・・