昨日初めて島田潤一郎さんにお会いした。


島田さんが出店しているイベントで会い、その後、島田さんのトークイベントに参加した。


トークイベントの最中、ふと思ったことがある。


島田さんの声色に全く違和感を感じないな、と思った。


常日頃から、誰かの声色に違和感を感じてるとか、誰かの声色を伺っているということではなくて。


島田さんの声を聞いて、島田さんの声だ、と思った。


初めて島田さんにお会いしたし、そこで初めて声を聞いたわけだけれど、もっと前からその声を聞いたことがあったような感覚。


なぜだろうと思った。


答えは割とすぐ出た。僕は島田さんのファンで、島田さんの著書を複数冊読んでいたからだ。


本を読むことは、その著者との対話だ、なんてようなことをよく聞くけれど、全くその通りなのであった。


僕は島田さんにお会いする前から、島田さんの話を聞いていた。


こんな不思議なことってあるんだろうか。


こんな不思議なことがあるのが本なのかもしれない。