眠っている間に体の中で何が起こっているのか 読みました

よく風邪を引いた時とか、「寝とけば治る」と言われるけれど、なぜ寝るだけで治るのか気になりました。


そんなことから読み始めた本。


寝ることは体の全ての作用に関わっていることがわかりました。


本当に、思っていた以上に体の隅々のことまで関わっていました。


傷を直すのに必要なホルモンが作られるのは夜寝ている間がピークだし、記憶の整理が行われるのも睡眠中。


大事な記憶を取捨選択して、短期記憶を長期記憶に変換していくのも睡眠中。


体の生体リズムはしっかりとした睡眠が前提となっているようなリズムとなっていたし、体に重要なホルモンが作られるためにも睡眠があることが前提となっているように感じました。


免疫力をあげる細胞も睡眠中につくられるし、睡眠のバランスが崩れるとホルモンバランスが崩れて食べ過ぎの原因にもなる。


睡眠が作用していない体の臓器はないのでは、、、と思いました。


そして、最後に書かれていたことが印象に残っています。


質の良い睡眠とは何か、ということ。


8時間以上寝ることとか、深い睡眠が十分にあることとかがネットでよく見る情報です。


しかし、「本人がよく寝れたという実感があって、日中の活動に支障をきたしていない」ならそれがその人にとっての良い睡眠だという内容のことがこの本に書かれていました。


その考え方がとても腑に落ちます。


最近はアプリやスマートウォッチで睡眠の記録を取れるようになってきました。


その結果に一喜一憂して執着しすぎず、自分の感覚も十分参考にしていくことが大事なのかな、と考えます。


こんなところで。