つくること、つくらないこと 読みました

町を面白くする11人の会話、ということで。


まちづくりに関する、各分野の方々の対談を記録したもの。




タイトルの、つくること、つくらないこと、とはなんでしょうか。


つくること、と言うのは、モノを作ることだと思います。


町の建物を作ったり、橋を作ったり、公園を作ったり。


つくらないこと、とは、その逆。モノを作らない。


モノを作らないで、モノの使い方を考えることだと思います。


作られた建物をどう使うか、作られた橋をどう使うか、作られた公園をどう使うか。


つくることとつくらないことは両方なきゃいけない。


モノをつくっても、使われなきゃ何も意味がなくて、そのうち廃棄になるだけですし。


モノがつくられなきゃ、そもそもどう使うかを考えられない。


町を作っていくには、この2つの視点が外せないのだと思います。




つくることは、今現在と少し先の未来を見ること。


つくらないこと、できたモノの使い方を考えることは、つくることのさらに先の未来を見ること。


これを、自分の人生に落とし込んでみる。


例えば、仕事。仕事をとりあえず形にして、アウトプットとして上に提出することは、まさにつくることしか考えていないのではないか。


さらにその先の未来を見ていないのではないか。そう思わずにはいられないです。


町を作るための視点は、街で暮らす私たち個人個人にも取り入れられる視点なのだと思います。


こんなところで。