2023年も色々な出来事がありました。そんなニュースの数々の中から、特に気になったニュースをピックアップしていきます。
①オリックスバファローズ三連覇と58年ぶりの日本シリーズ関西対決
実際に現場にいただけに、思い入れの強いニュースです。三連覇の瞬間に立ち会えた喜び、日本シリーズで味わった屈辱など、様々な思いが詰まった2023年のプロ野球でした。しかし、関西が大いに盛り上がったという意味では良かったと思います。
②WBCで日本代表が優勝
今年野球への情熱が再燃するきっかけとなった出来事でもありました。近年野球人気の低下が叫ばれておりますが、このニュースを機にまた野球に目を向ける人が増えてくれればと思います。
③J1リーグでヴィッセル神戸初優勝
推しチームではないものの、地元のチームが優勝したということで、気持ちが明るくなった話題でもありました。
またヴィッセル神戸関係で言えば個人的にはイニエスタ選手の退団セレモニーを見れたことが嬉しかったですね。イニエスタ選手自らスタンドに上がってファンと直に触れあっていたシーンが特に印象的でした。人としても世界的スーパースターなんだなと感じました。
④姫路城・法隆寺 世界遺産登録30周年
姫路城と法隆寺が日本で初めて世界遺産に登録されてから今年で30周年を迎えました。特に姫路城は市を挙げての大々的なキャンペーンを展開しており、結局今年だけで4回行きました。
法隆寺を擁する斑鳩町はあまり大々的キャンペーンをやってなかった気がするのですが、恐らく一昨年の聖徳太子1400年忌と昨年の聖徳太子生誕1450年に力を入れたからではと思います。
⑤終わらない戦争
ウクライナとロシアに続いて今年はパレスチナの話題もありました。パレスチナへ進攻したイスラエルへの批判の声がなぜそこまで上がらないのかが不思議でたまりません。イスラエルをこれまで支援してきたアメリカへの忖度なのでしょうか。しかし、やっていることは戦争です。
奇しくも世界最初の被爆地である広島でサミットを行い、全世界へ平和へのメッセージを発した年に起こってしまったというのが、あまりにも悲しすぎます。本当の意味での「戦のない世の中」はいつになったら来るんでしょうか。
⑥政治とカネ
年末の政界を騒がせている安倍派の裏金問題。衝撃というより「やっぱりな」という印象しかありませんでした。自民党が未だに古い体質から抜け出せてないということを象徴する出来事でもありましたね。
安倍派・二階派以外の派閥、更には野党も同じことが行われてないか、洗いざらい調べて膿を出しきって欲しいです。
⑦宝塚歌劇宙組団員の自殺
伝統ある宝塚歌劇でこのような出来事が起きたことが衝撃でした。厳しい上下関係が産み出した悲劇とも言えます。宝塚歌劇団内部でパワハラが行われていたことに衝撃を覚える一方、この体質ではパワハラが行われても不思議ではないという印象も受けました。
創業者である小林一三さんは今、この状況をどのように見つめられているのでしょうか。少なくとも悲しんでいることに違いないとは思います。
⑧日大アメフト部の廃部
かつては大学最強と言われた日大アメフト部が、こんな形で廃部になる日がくるとは思いませんでした。不祥事が原因なのでやむを得ない措置ではありますが、何の罪もない部員達が気の毒でしかありません。
高校野球でも名門と言われたPL学園高校の野球部が、不祥事を引き金に部員数がどんどん減り、遂には休部にまで追い込まれた例があります。それ以降PL学園野球部復活の兆しはなく、それどころか学校自体も生徒が集まらなくなってます。
果たして日大アメフト部はこのまま歴史を終えてしまうのでしょうか。
⑨大阪・関西万博は大丈夫?。
工事費用の増額とかパビリオン建設に目処が立たない問題とか色々な問題が噴出している万博ですが、このままで本当に2025年開催できるのでしょうか。既にもうチケットは発売開始されてますが、今の状態ではとても機運を高めようなんて気持ちにはなれません。
そもそもこの万博自体、大阪維新の会が独断的に進めたと言っても過言のないものです。これ以上無駄に税金を投入するのであれば、中止という選択肢もあると思います。IRも恐らく失敗するのではないでしょうか。
⑩ダイハツの検査不正
三菱電機や三菱自動車、東芝など大企業の不正がここ最近ニュースになることが増えましたが、遂に日本一の大企業ともいえるトヨタの子会社であるダイハツにもその波が来ました。不正の温床にあるのは開発競争やコスト・納期など、日本の物作りの基本的な部分がある気がします。
この問題に関しては色々思うところがあるので、また後日改めて書きたいと思います。
WBCや関西ダービーなどの明るい話題があった一方、暗い話題もたくさんあった2023年も、残すところあと2日。2024年は明るいニュースが溢れる一年になって欲しいものですね。