今朝、ニュースに目を通していると、興味深い記事が上がっていました。


生物を危険から守る「闘争・逃走反応」は、から放出される物質が引き起こしていた





コロンビア大学で遺伝発達学を専門とするジェラルド・カーセンティ教授は、10年ほど前に、骨格からオステオカルシンの放出を発表した。

オステオカルシンとは、ホルモンのように働くタンパク質物質。

NHKでも、骨が特集された際に、骨は体内で他臓器と連絡し合えるという内容の回で、オステオカルシンについて触れていたから、ご存知の方は多いはず。

今回の研究、副腎から放出されるアドレナリンと、骨が放出するアドレナリン様の物質について。

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臓器には備わった機能がある。
内分泌(ホルモン)は、生産が追いつかなければ枯渇する。

糖尿病Ⅱ型の場合、
血液中にエネルギー源となる糖質の回収を行うホルモン「インスリン」。
血液中のエネルギー源 糖質が、常に多量に存在し飽和しないように、インスリンが分泌されて血糖値を一定にしている。
一定にしてもしても、追いつかないほど血糖値が高く、インスリンが過多に分泌され続けた場合、枯渇する。
枯渇すると活動エネルギー源として糖質が延々と体内に充満し、インスリンが居ないために血糖値が上昇し続ける状態を指す。

血管内皮を傷つけ、弾力性を劣化させ、末梢や毛細血管を詰まらせる要因になるため
目の毛細血管なら失明
足部足趾なら壊疽
腎臓は毛細血管の塊なので、腎不全へと進み
心臓に栄養を送る冠状動脈
脳硬塞
等々引き起こす要因になる。重篤な疾病に至るまで、実は糖尿病だったという場合が多い。

日本のスイーツブームは、大変気になる。
糖尿病による腎不全から人工透析患者が激増するのではないか?

糖尿病Ⅰ型の場合、生まれ持ってインスリン分泌機能が低い。
Ⅱ型の場合は、もともと機能していたのに、本人が招いた習慣によって臓器を酷使した結果、疾病へと進んだことになる。


アドレナリンは、副腎から分泌される。
副腎が疲弊するほどアドレナリンが分泌され続けたというのは?
想像できないくらい過酷なストレス下に晒され続けていると考える。

小さなストレスも抱えて消化できなければ山積みになる。

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この研究「骨からアドレナリン様の物質が放出している」という結果の意味とは何?

ストレスは、骨で察知しているということ。
骨に物理的ストレスが長年加わり続ければ、疲労骨折を起こす。
物理的にストレスを受けると肥厚する。そして固くなる。
骨折は、弾力性の弱い骨の部位で起きやすい。

物理的ではないストレスを察知できるのは、脊椎動物だからだとも言える。草食動物は襲われる危機が日々。
弱肉強食は、人の世界も。
常に闘う集団の中で生きている人は、そりゃ疲弊する。

例えば、
「気配がする」という感覚。その感覚は、目に見えていないのに何かを察知したということ。
その気配を察知しているのは、骨なのかもしれない!

人が聞こえない周波数を察知できる動物も、この危険な気配を察知できるから耳が立っている。
うちの台湾猫 美瑛子も飼い猫だけれど、そういうところは野性味ある。

ストレスホルモン様の物質を出し、危険かもしれないと教える。闘うか逃げるか、準備して即動ける。


自分が心地よく生きていくには、肉体のストレスを解放することから。
この研究結果から見れば、
骨のストレスを解放させることは、ボディメンテナンスには不可欠ということだ。

骨はストレスを受け止めきれなくなる。
転倒して骨折は、不可抗力だけれど
ランニング中に第5中骨の痛みだとか
それでも走る続けるとか。

脊椎の圧迫骨折だとか
自重に対して支えられない骨になっている
脊椎圧迫骨折は、推し潰れても、痛みが感じられないからやっかい。気づいたら骨折していたということは実に多い。

もしくは
固すぎて弾力性がないということを
骨自体が察知できないのだろうか?

骨にも知性がある。
身体からのお知らせを受け取れない人もいる。
どこから来てるか不明なプライドと妙な自信が、身体が感じている危険状態と悲鳴をかき消す。

健康に気をつけているから大丈夫
健康情報番組見て知っているから大丈夫
〇〇食べてるから大丈夫
故障中だけど運動しているから大丈夫
とにかくやってるから大丈夫!


今までそうおっしゃる方に多く出会いました。自信が「お知らせ」に耳を傾ける機会を失う。


その中には
「実は〇〇で悩んでいる」と打ち明けてくださる方もいて、その方には身体の悲鳴は届いているから、何をすれば良いかを伝えました。



知性は磨いて輝く。
身体の知性は、研ぎ澄まされて精度が増す。

この秋は、わたし自身がこの10年継続してきたことは、今後も続けていけば良いという確認をしました。精度を高めるには模索と探究のみ。

今日のこの記事もその一つ。

今年は発見も多くて嬉しいことがたくさんありました。

信じた道を進もう。
今日もいいこと見つけに行こうおねがい