セブンイレブンはご存知の様に元々米国発で、最初は氷の販売店からスタートをした。(因みにローソンは元々牛乳を取り扱う販売店だった)
そして、1973年に前身のヨークセブンが設立され、その翌年の74年に待望のセブンイレブン1号店(豊洲店)がオープンされた。
別にコンビニの歴史を語ろうとしている訳ではない。街に氾濫するコンビニではあるが、その利便性から誰でも1週間に1~2回は寄ってしまう。勤め人の中には毎日、目的別に数店を渡り歩くツワ者もいる筈だ。
利便性の最たるものがATMの設置ではないだろうか。セブン銀行(前身のアイワイバンク)が営業を始めたのが 2001年のことである。もし仮にセブンイレブンに一回行くたびに 1000円預け入れると決心した人がいるとしよう。ATM にカードをいれて 1000円札を挿入するだけなので 1分も掛からずに済んでしまうだろう。
毎日 1~ 2回はセブンイレブンに行く。少なくとも一ヶ月に 30回は行くので 3万円は貯まる計算だ。1年で 36万円。セブン銀行ができて 12年たつので 2001年から継続していたら元金だけで 432万円貯まっていることになる。余談だが硬貨の預け入れはできないので紙幣でやるしかない。
まぁ~そんな律儀な性格の人はこの世に存在する訳がない・・と、思っていたら、ある知人から1冊の本を紹介されそれを読んでみると、先程の方式を律儀に実践されている方がいたのである。本当に・・・驚き!
その実践者は、『倒産したくないならこれを読め』の著者である滋賀ダイハツグループ・オーナーの後藤昌幸氏と言う方である。現在は株式会社ゴトウ経営の代表として経営者育成のために全国を飛び回っておられる方らしい。
その著書の中でこんなことが書かれていた。
私は 70歳の誕生日にひとつの決心をした。
「今から 5年間で 1億円貯めることに挑戦する。そのために一切の遊びから手を引く。そして、その日の有り金はすべてセブン銀行に預けにいく。株式投資でもその日の儲けはすべて預ける。年金や配当もすべて預ける。なぜセブン銀行かというと、24時間開いているからだ。その上、私の家からセブンまで片道 5キロあり、往復 10キロを歩いていく。これは健康上の貯蓄となる」と誓った・・・
如何だろう。70歳にしてすごい立志である。更に著書の文章は続く。
「この宣言から 5年 9ヶ月(2009年 9月現在)経った。セブンに行った回数は 1380回を超えた。貯まった金額は 7000万円を超えた。一回行くたびに平均 5万円貯めたことになる。そのかわり、贅沢は一切しないし、昼食は 200円ぐらいで抑える。(以下略)・・・」
私はこの書籍の一部を読んでいくうちに、この著者の「 3つの若さ」が凄いと思ってしまった。(尚、この書籍は経営ジャンルの本であり、もっともっと素晴らしい内容がギッシリと詰まっていたことも附記しておく)
・70歳にして貯蓄を始めようという決心の若さ
・セブンまで片道 5キロ(往復 10キロ)を歩いて通う身体の若さ
・決めたことを実践して 7000万貯める精神力と忍耐力の若さ
そして、サムエル・ウルマン著の「青春とは心の若さである」をフッと思い出してしまい・・・私も今朝、セブンで 1000円を預けてきた。
今日はこの辺りでお別れしよう・・・