今朝のニュースで今春の大卒予定者就職内定率が75%(一部では69.5%)と依然厳しい状況にあると伝えていた。
「大学は出たけれど・・」と言う言葉を聞いたことがあるだろうか?昭和4年、小津安二郎監督の同名の映画であり、その時代の流行語にもなったほどだ。戦後の日本でも、「ドルショック」「オイルショック」「バブル崩壊」などの不況があり、その度にこの言葉が囁かれてきた。
近年も“リーマンショック”から“ギリシャの信用不安/ユーロ危機”そして東日本大震災による大災害や欧州危機の煽りを受け、ここ数年は就職氷河期が続き、大卒予定者に限らず、リストラされた中高年者などには、正に暗黒の日々であった。安倍政権が今後どのように明るく強い日本を作り上げて行くのかが多少楽しみではあるが・・
話は変わるが近頃面白い会話を聞いた。
パソコン屋の社長がハンバーガ屋の社長に転職する「Mac からマック」の有得そうで有得ない話である。余りにも有名な話題で、且つもう就任してから何年も経過しているので、今更の話?のように感じたのだが・・・
あるサービス業の社長が力説する。
「Apple という会社がなぜ繁栄しているのか、その会社の社長が何故マクドナルドにスカウトされたのかがアップルストアに行ってよくわかりました。あのお店の接客レベルはどんなサービス業にも負けない。ひるがえってうちの社員はどうだろうか、とも考えてしまいました。お客様にこれだけにこやかで誠心誠意の対応ができるだろうかと。同時に、こんなスタッフ集団を作ってみたいという前向きな気持ちにもなれました」と。
サービス業にとって接客対応は基本中の基本。しかしその接客サービスは心が最も重要だとも言われている。サービス業に限らず小手先の技術や小利口な知識ではなく、社員の人としての「基本」が徹底できずに悩んでいる社長が多いらしい。所謂「仏作って魂入れず・・」の例えである。
・きっちり挨拶ができる
・明るくハキハキした応対ができる
・約束を守る
・叱責や訓育を謙虚に受け止める
・いつも目標や計画を最新に保つ
・仲間と助け合う
そうした基本的なことさえ徹底させることができれば、その上に乗っかってくる知識や技術はいつでも手に入る。OS(基本ソフト)が軟弱なのに、アプリケーション(応用ソフト)だけ立派、ということはあり得ないのが人間であろう。
「基本」は、いついかなる時でも同じ動作ができるようになるまで反復訓練せねばならない。(これは勉学、受験、ビジネスにも言えることだが)そして基本動作の反復練習に卒業と言う文字はない。
プロスポーツ選手の練習をみると一目瞭然である。相手の胸をめがけてキャッチボールをする、ゴロを正面で捕球する、センター返しでトスバッティングする、といった少年野球で教わる「基本」を一流プロ選手が今日もやっている。そして誰よりもそんな「基本」に時間を費やし練習をしているのが、我らのスーパースター「イチロー」であると言われている。
今日はこの辺りでお別れしよう・・・





