世の中には「コンサルタント」という肩書を持つ人が多いことに、今更ながらに驚かされる。
○○大学卒、○○銀行○○商事入社後米国留学MBA取得なんて言うのはまだ筋が良い方なのかも知れない。如何にも定年退職後に初めました風の方もよく見かける。
仕事上の関係から同業でもある内外の著名、無名な経営コンサルタントの方々と接する機会が多い。一見すると華やかでエリート意識の塊のような職種に見えるのだが、意外にもこの職種には落とし穴が多く、コンサルタントご自身が自己のマーケティングに失敗しているケースが少なくないという現実もある。また、良かれと思ってがんばっていることの多くは、コンサルタントとしての価値を落としていることも少なくない
ある著名なコンサルタントの方にお聞きした話だが、ダメなコンサルタントは外からみてもすぐにわかる共通点があるという。
それは次のような方たちだそうだ。(まぁ~一般論ではあるが・・)
1.名刺の肩書きに「資格」が書いてある人
○○士、一級○○士
成功しているコンサルタントはほぼ例外なく資格を名刺に載せていないか、資格をもっていない。いや、資格を必要とするようなコンサルティング活動をしていない。資格をウリにしようとは思わない方がよい。
2.本をバンバン書いている人
本来、コンサルティング活動の合間をぬって著作するわけだから、一年に1冊か2冊しか書けないはず。それ以上書けるということは本を書くことを本業にしているか、中味の乏しいものを濫発している可能性があると言わざるを得ない。しかも、ジャンルが異なる本を次々に書いている人を見ると、ご本人自身がまだ方向性が定まっていないわけで、そういう人に何かの仕事を頼むべきではない。
3.やたら講演している人
「年間○○回講演」をウリにしている人がいるが、プロのコンサルタントはそんなにたくさんの講演をやれるものではない。もしそうした人を見かけたら、講演そのものを仕事にする「講演業」の方だと思ったほうがよい。講演内容の奥にある実務的で具体的なアドバイスを求めても、実は底が浅い可能性が大。
プロのコンサルタントは「キラーコンテンツ」を必ずもっているもの。まだそれを作っていないコンサルタント達はそれを開発することが先ず急務であろう。
今日はこのへんでお別れしたいと思う。