あなたの行動力は機敏だろうか。ではあなたの会社の行動力はどうか?
時代が大きく変わった、今や誰でもが知っているであろう信長の決断「今川義元を討つのは今しかない!」未明に合戦の準備を開始。清洲城を駆けだしたときには、何と「単騎」であった。その行動の早さに、部下は一人も付いて来られなかった。
その後、信長は熱田神宮で後続部隊が揃うのを待つのだが、2万5千の大軍の義元軍に、わずか 2千の信長軍が勝利した「桶狭間の戦い」は、このときの信長の俊敏な行動なくしては語れない。奇襲を成功させるには、味方をも欺くほどの機敏な行動力が必要だった。(諸説はいろいろあるが)
「部下が付いてきてくれない」「社員の尻が重くて困る」という言葉を聞かされることがよくある。時には、入社した社員の大半が一年で辞めていくという惨状もあった。ここまでいくと、付いてくる・付いてこないという以前の問題だろう。
経営者が最もエネルギーを失う状況の一つが『人が離れていくとき』だと言われる。
「人が付いてこない」という事実には、少なからず“否定感”が付きまうからだろう「人を巻き込む」と言うのは、社員を抱える経営者にとっては、永遠のテーマなのかも知れない。
経営者:どうして役員や社員は一緒に頑張ってくれないのか?
役 員:経営方針が頻繁にブレる。昨日言っていたことと、今日やっていることが違う。
社 員:「社長はきれいごとばかり。言っていることとやっていることが全然違う」
社内組織状態調査のコンサルティングの為に社長を含む全役員、全社員を対象としたインタビューなどをさせてもらうと、代表的な答えがこれだ。
ただ、ここから明らかにわかるのは、経営者の方の考えが、『役員にも社員にも理解されていない』ということだ。
経営者にとっては、経営を続ける意味や成し遂げたい使命が強くあったとしても、もし、役員や社員に経営目的も達成イメージも伝わっていないのだとすれば残念ながら、役員や社員は「ゴールのないマラソン」を頑張らされてるだけだ。
これでは、付いてこれなくても仕方がない。
意外なのかも知れないが、役員や社員が付いてくるかどうかを分けるカギは『社長の行動や言動が理解されているかどうか』の一つだけだ。特に家族化している中小企業や零細企業。経営者と社員間の接している時間が短く脆弱な関係にあるベンチャー企業などでは極めて重要な課題ではないだろうか。
今日はこのへんにしとうございます。