業績が思うように伸びない。長期低迷、長期続落傾向から脱出することができない、などの声を耳にすることが多い。確かにアジア諸国の元気さに比べれば、日本経済の閉塞感は強い。
しかし、単純に考えれば業績を伸ばすことはいたって簡単だ。社員を増やせば良い。たくさん作ってたくさん売れば良いだけだ。少なくとも、一人当たり年間で 1,000万円を超える粗利益を期待できるような製品やサービスで社員を増やせば、業績は自然に伸びるし利益も出せる。
答えは分かっているのだが、実はその前に解決すべき課題が二つある。一つは、求人してまで会社を伸ばそうという意欲的な事業計画と新サービスや新製品のアイデアがあること。もう一つは、有能な人材を採用するスキルが企業側に必要であること。このどちらか、もしくは両方が欠けると会社は停滞する。
仮に社長自身がどんなに優秀であったとしても、人間である限り、一人の力で毎年ふた桁成長を維持させることは至難の業である。
就職活動のマニュアル化、倫理憲章、ソーシャルメディアの台頭など・・・新卒採用、中途採用や企業を取り巻く環境そのものが変化している昨今、多くの経営者は「今のままの採用でいいのか?」と漠然とした不安を抱えているだろう。しかし人事採用担当は、まぁ~この辺が無難でしょう・・で採用してしまう傾向にあり、まるで金太郎飴のように切っても切っても同じ顔をした人材ばかりが会社に増えてしまう。
しかし、採用の見直しを現場に指示してもなかなか期待した反応が返ってこないという経営者も多いのではないだろうか?(すると折角、勇者「優者」が面接に来ても採用せずに取り逃がしてしまうケースが増える)
その解決には先ず、経営者自身が当世の採用事情をよく知る必要がある。またトップ自らが若い人材と直面し、コミュニケーションをとらない限り、担当者任せでは優秀な人材は採れないという話である。
今日はこのへんにしとうございます。