起業または新規の事業を立ち上げる場合、早期に大きく売上をと考えるなら、BtoC(個人向けビジネス)よりBtoB(企業向けビジネス)を狙うのが早道だろう。
BtoC商材を扱うにしても、小売りするのではなく、他の流通業者に卸売りをすれば、BtoBとなり、事業規模は大きくなる。同じ小売りでも、たとえば企業と提携して、その社員向けに特別なセールを行なうこと等ができれば、大きく売上を稼ぐ可能性が生まれる。これもBtoBと呼んでよいだろう。
もし現在、BtoCが中心であれば、BtoBへの進出を考えてみては如何だろう。
事業規模の拡大には、既存商品を新規顧客層へ売り込むのが常套手段だが、但し、単純に売り先が異なるだけ、という訳でもない。
日経MJ(流通新聞)に、「外国語学習ソフトの米ロゼッタストーン(バージニア州)はユーザーの日本企業向けに学習管理システムを提供する」という記事が掲載されていた。個人向けには79,800円で販売している学習ソフトを、企業向けには「最大でも1ユーザーあたり6万円」で販売するとのこと。
企業向けには大量に販売できるわけだから、数量割引があるのは当然のこと。
記事によると、「企業の教育担当者らは社員のカリキュラムの進捗状況やテストの点数をオンラインで管理できる」とのことだ。
企業向けに、割引価格で廉価販売するだけでは芸がない。教育担当者が管理するという、企業向けならではのニーズに対応しているという点に、着目すべきだ。
BtoCからBtoBへの進出は、新たな顧客層を開拓することだが、そのためには商品仕様の変更が求められるもの。もちろんサービスやノウハウを提供をするビジネスにも当然求められる。
記事は続く「システム導入によって、2013年末までに企業ユーザーを現在の2倍の約1200社に増やす計画だ」としているから、企業向け仕様で提供することの効果が大きいと予測していることがわかる。
BtoC企業が事業規模を大きくするのには、BtoBに進出することは最も有効だと実証する記事だ。
だが、十分な成功を収めるには、既存商品をそのまま企業に売り込めばよい、というほど簡単なことではない。BtoB進出のケースだけでなく、一般的に、顧客ターゲットを変えれば、それなりに仕様変更やサービス変更が必要になってくるもの。
どのような仕様、サービス変更をすれば、新たな顧客ターゲットに満足してもらえるのか、それを突き止め、対応することが最も大切だ。
あなたの企業が提供する商品、サービスは、他のどのような市場に売り込むことができるだろうか?
その際、どのように仕様を変更する必要があるか、考えてみよう。現仕様のまま売り込もうとして失敗したからと言って、あきらめることは無いが・・・・・
今日はこのへんにしとうございます。




