この時期、コンビニで必ず売られているものの一つが家庭用の花火セット。
夏の風物詩だが、私の子供のころは線香花火よりはもっと豪快な2B 弾や爆竹、癇癪玉で遊んだことを憶えている。広場で戦争ごっこしながら、敵にむかって2B
弾 や爆竹を投げ合っていたのだから、今の親がみたら気絶するかもしれない。癇癪玉は停車している自動車のタイヤの下にこっそり置いて逃げたり、走行中の自動車の地面に投げ付けると、タイヤがパンクしたものと思い急停車して運転手が慌てて出て来るのを楽しんでいたりしていた。
これはご法度だが、少量の水を牛乳瓶に入れそこに着火した2B弾を放り込むと、とんでもない位に爆発する。また友人の間では蛙の肛門に2B弾を(その後はご想像にお任せする)・・その2B 弾 も1966年に禁止され、男の子の遊びはロケット花火を飛ばすくらいになっていく。
実際にドイツ、ニュージーランド、香港、シンガポールなどでは個人が花火を行うことを禁止している。アメリカも多くの州が禁止しているようで、その理由は治安や環境保護のためだとか。ところ変わればルールも法律も変わってくる。
うっかりチューインガムをシンガポールに持ち込むと罰金されるのは有名な話だし、ギリシャでは携帯ゲーム端末を持ち込むと数十万円から100万円の罰金もしくは1年以内の懲役が科される時期があった。この法律は現在は廃止されたが、もともと電子ゲームをつかった賭博を取り締まるのが目的だった。悪の元を根っこから断ってしまえという法律である。
深刻な墓地不足に陥ったブラジルのビチリバ・ミリン市では市長が苦しまぎれにこんな法律を通してしまった。
「市民は死ぬことを禁じる」
それを受けて市民は、ジム通いや病院通いを始める人が急増したというからお笑いだ。
適齢期に達しているにもかかわらず結婚しない若者は非国民であるとして「独身税」を課している時期が戦前の日本でもあった。1941年に富国強兵政策の一環で制定されたが、戦後間もなく廃止されている。
同様の法律はヨーロッパにもあり、深刻な少子化が進んでいたブルガリアでは20歳以上の独身男女に全所得の 5~10%の「独身税」を課した。税金を課せば結婚するだろうという主旨だった。この法律は1968年から1989年までの21年間続いたが、人口増加効果乏しく廃止された。(税収増加効果はあっただろうが)
そういえば子供のころは飛行機からビラをまく宣伝が合法だった。上空から女性の声でアナウンスがあり、膨大なチラシが上空を舞う。「本日から三日間、○○屋百貨店では歳末セール実施中。このチラシをもってご来店いただいた方はセール商品が30%引き」などとやっていた。
ところ変わればルールが変わり、法も変わる。当然、会社も変わればルールも変わる。あなたの会社独自のルールがあっても全然おかしくないと思い知る。

そして、今、話題の領土問題・・・ところ(国が)変わればルールも法律も秩序さえも変わってしまうものなのか?
今日はこのへんにしとうございます。

