研修のいろいろ・・・その2 | ~ ロバート・フジタの一筆コラム~

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研修のいろいろ・・・について、続きが聞きたいとのご要望がチラホラございましたので

本日はその2と題しまして「エリート・サラリーマンの悲運」のテーマでお送り致します。


研修2日目

まだ夜も明け切らない早朝、大爆音の起床放送から始まり鬼教官の登場までに約3分、眠い目を擦りながら身支度を整えて廊下に整列。班長を先頭に各班点呼・・・あっちゃこっちゃで1.2.3.4.5.6 ○○班全6名(ここはどこ?俺、犯罪を犯して拘置所か刑務所にいる夢みてるの?)


そして、朝食前の国旗掲揚と教官訓示と体操&行進練習。何故か上半身裸にさせられ、なにやら自衛隊の独自の体操かな?ここで一汗あせる次はいよいよ行進・・・おや?もうここでヘバッタ奴が出てきましたねぇ~。全体責任でその場で腕立て30回更にヘバッタ奴の班だけプラス10回ドクロ


いよいよ行進。「歩調~あし歩調~あし歩調~あしと~れ、いち、と~れ、に、と~れ、さん、と~れ、し、と~れ・・1.2.3.4、1.2.3.4」を繰り返しながらの自衛隊独特の行進方法・・かな。


隣にいる多分、保険会社のエリート君、この連呼する言葉の意味が分からず「ホチョッ~!ホチョッ~!トレッー」・・・お前はブルース・リーか?挙句の果てに、「1.2.3.4」オマケの「5」まで言ってしまい教官から愛のキックと班全員その場で腕立て伏せ20回ガーン


そして軽いランニングでオシマイ。ヘバッタ奴5名・・・また愛の腕立て伏せ30回、もう腕はパンパンです。いよいよ待ちに待った朝食か?こいつら税金でどんな飯を食ってやがるのかぁ~?などと心の中で思っていると。


各班ごとにどこかへ移動。医務室?なんで?昨日着いたときに健康診断やりましたよねぇ?軍医殿!!


横を見ると、前の班の先程ヘバッテいた証券マンと保険マンらしき2名が教官(多分、10代後半か20代前半の若い下士官)の足に縋り付いて泣いています。


曰く「帰さないで下さ~い。研修途中で帰されたら、僕ら会社に行けなくなっちゃいます~」「せっかく大手企業に入社できたのに~、人事考課で同期と差をつけられちゃいます~」「お願いです。帰さないで下さい~」


まぁ~要約するとこんな内容です。然るに、朝の診断で初日の診断結果より悪い数値が出てしまうとアウト!強制退去のルールだそうです。


普通なら諸手を挙げて、そそくさ帰りますが・・だって具合が悪かったんだからと納得するところ、そこはエリート意識の高い大手企業サラリーマン(特に金融機関はエリート意識が高いです)帰れる訳がございません。まさに新人エリートサラリーマン達の悲運。。。。


ここで疑問が一つ、何でエリートサラリーマン、特に金融機関が自衛隊体験?って思いますよね~。これは参加者の横の情報で分かったのですが、当時の大手企業の人事部トップは何故か自衛隊幕僚幹部出身者(天下り)が多く、自衛隊もしくは軍隊の縦の組織論は企業内部でも参考になることが多いそうです。


座学で組織論を教わったのですが、軍団で3万人~5万人、師団で1万~1万5千人、旅団で7、8千人、大隊、中隊、小隊毎の組織統率の指揮官教本なんて言うものがあるらしく、それはかなり細かく書かれていて、それこそ軍規を犯した者への対処から転進時(負け戦)のモチベーションの上げ方、命令を聞かなかった者への対処など、現代の企業でも十分転用できる内容らしいです。

組織には命令、報告、相談、連絡が基本なので、まるで一時企業で流行ったビジネスの基本「ほうれんそう」の元祖みたいですね。 ※「ほうれんそう」=報告、連絡、相談の意


その後、匍匐前進やレンジャー部隊のような綱渡り、敵味方に分かれてのシミュレーション戦闘、等々、ほぼ肉体を酷使することばかりで強制退去者も8名になっていました。


そして、最後のビッグイベント・・感動の夜間行軍となりますがこれはまたの機会に致します。


今日はこのへんにしとうございます。