サービス業の頂点を目指せ | ~ ロバート・フジタの一筆コラム~

~ ロバート・フジタの一筆コラム~

インフィニティ・コンサルタント

~事業成功への架け橋~

事業戦略、経営戦略などご相談下さい


毎日、暑いですあせる


本格的な夏晴れになったら北極か南極に脱出したと思っております(半分本気になるほど夏嫌いです・・・しょぼん


さて、これは私がラウンドワンのようなアミューズメント関連にいた頃の話しになりますが、全国に数十店舗を展開し、社員もアルバイトを入れて1000名以上になります。業績はあまり振るわず、コナミやセガ、ナムコのようなネームバリュームもなく、低迷を続けている状況の中に突如トップとして着任する羽目になりました。


面白いもので、社員のモチベーションは業績に比例する・・・の代表的な状況で、負け癖とまでは言いたくは無いのですが、モラルハザードも起こり犯罪に手を染める社員やアルバイトも出てくる始末でした。


私にどないせいって言うの!!


課題は嫌と言う程たくさんありました。



店舗のスクラップ&ビルド、社員のモチベーションマネジメント、業界内の差別化戦略・・・ご存知の様にゲームセンターの超大型版であっても、置いてあるゲーム機は競合他社ともほぼ同じ。メーカー系店舗のようなカンバンもない。


コンサルティングなどを依頼された時に良く指導するのですが、人が介在する仕事は基本的にすべてがサービス業と思え・・・です。例え病院や役所なども例外では有りません。


このアミューズメントもサービス業ととらえ、その頂点を(サービス業の頂点はホテルだと思っています)目指す。そんなこと無理かなぁ~???業界経験者に聞くと「そんな発想は無い」の一言

しかし、無いから良いのだ・・・誰も持たない発想に成功の鍵が眠っている。チャレンジする価値は多いにある。トップの自分が先頭を切って自信を持たなければ何も始まらない。


考えてから走っては間に合わない、走りながら考え、間違いはすぐに修正して行けばイイ

それこそオーバーに言うと次の日からスタートを切りました。



お客様への挨拶の仕方、言葉使いなど社員のマナー教育を徹底させ、常連客にはお名前で対応、来店直ぐにオシボリサービス、ウェルカムドリンクサービスなど。私自身のノルマも1年間で1000名以上の社員、アルバイトの顔と名前を憶える。そして全社員とのマンツーマンミーティングなどなど・・・時間が幾らあっても足らない毎日でした。トップの顔も知らない社員がたくさん存在していました。トップも時には思考はそのままで目線だけをホンの少し下げて社員を見ることも必要だと思います。


業界的には当初、異端児扱いで冷やかな見方しかされませんでしたが、業績は見違える程の上昇、アミューズメントに付き物の不良少年の出入りも激減し(まぁ~入りにくい雰囲気を作りましたけど)代わりに女性客が激増。業界ランクも初のベスト5入りを達成。


しかし・・・何故か、社員のモチベーションだけが上がりません。そこには深い深い溝がありました。そう賃金や評価と言う溝が・・・評価の不平等、後から入るアルバイターの賃金が高かったりその評価基準がなかったり。


こらりゃ~もう一つ大仕事、人件費の見直し、アルバイトの評価基準の作成、三位一体型の人事評価

いろいろ手直しも多かったですが、トップの即決即断(良いと思ったらその場で取り入れる)の効果もあり人事制度の見直しによる人件費の1億円以上のアップにも関わらず、単年度利益十数億円を達成できました。


冷やかな見方の業界も・・・特にパチンコ業界が強い感心を持ち、賭博場からサービス業への大転換を成し遂げる上での参考にしたいとセミナー依頼があったほどです。


経営とは難しいもので、特に人事に関しては韓非子のような性悪説に立たなければいけないと諸先輩方の教えが幾度となくありましたが、私は敢えて孟子の性善説を貫きたいと思っている一人です。



尚、研修のいろいろ・・・その2は、ご要望が多い場合はアップしたいと思っております。フフフ



今日はこのへんにしとうございます。