temperature | 紅狩人のブログ

temperature

エントロピー、熱力学の第二法則は有名ですね

分子が運動することで熱が発生するが

分子運動はやがておさまっていき

熱は冷えていくという現象だと筆者は捉えてます

そして天体では重力により原子が集まって

恒星を形成してそこに惑星ができます

そして恒星の重力と太陽を例にすると核融合によって

自転しながら公転する惑星において

エネルギーのグラデーションを作り出し

物理法則による秩序から生命が発生します

惑星の自転は恒星の重力の影響のグラデーションを作り

重力の影響の強さや弱さを絶えず移動させ

地殻の変動を起こしそうして地表に地熱が生まれます

その地熱によって原子生命が生まれ

やがて地熱の温度差から増殖した原子生命同士の間で

グラデーションができ環境適応の冒険が始まり

光に反応するものも誕生し光合成の植物性や目になります

この生命は熱によるエネルギーが大元で

熱力学の第二法則は恒星と惑星の重力と物理運動が支えてます

恒星の核融合による光と熱は

おそらく原子生命の誕生や活動や進化には影響してないでしょう

そして人間です

人間の肉体システムの維持や活動には

他生物をエネルギー源とする必要があります

地熱や太陽光から直接エネルギーを

得られるように肉体システムはなっていません

さらに人間は社会システムも必要としているため

社会システムのエネルギー源も必要です

肉体システムは熱や光からエネルギーを吸収した環である

食物網のどこかにいる生命から摂取すれば良いのですが

社会システムのエネルギー源は

量的や質的や空間や時間によってムラがあると

管理や運用が不安定となり社会混乱や

社会不安に怯えて暮らさなきゃいけません

それはそれで農業社会システムにおいて天候がそれであり

そのために宗教が生まれ祭祀を中心とした社会が

よりコントロールしやすくなった武家貴族社会システムとなりました

今は資本主義社会システムと言っても

商人社会システムではありません

商人は資本家つまり武家や貴族や宗教家が認めなければ

商人は何もできません

民主主義システムだからって武家や貴族や宗教家が

民主主義によって選ばれた人を認めなければ

社会システムの何も変えられないでしょう

さて原子生命システムのエントロピーは地熱の発生源次第

農業宗教社会システムのエントロピーは天候次第

武家貴族社会システムのエントロピーは血統と戦争次第

そして一般的に社会システムのエントロピーは

価値の創造による縮減と

問題解決による増大の歯止めです

システムは設計してできた途端エントロピーが増大し始め

崩壊へと様々な現象を経ていきます

その様々な現象を問題として解決していく仕事と

システムのアップデートとバージョンアップによって

エントロピーが縮減されます

それにはより機能的にしたり新機能を実装したりする仕事をします

原子生命システムは熱源の温度差という課題解決に

ある程度まで低い温度にまで適応するというバージョンアップという

進化でエントロピー増大の危機を進化という価値創造で

エントロピーを縮減までしたと思います

農業宗教社会システムの問題、エントロピーを増大させてたのは

天候の予測不可能による種まきと水不足でした

これに対して星の観測から恒星を公転する惑星地球の周期を導き

種まきの時期を民衆に教え治水土木を発明したことで

農業宗教社会システムのエントロピー増大を阻止しました

農具の発明で価値を創造し生産性をアップしました

武家貴族社会システムのエントロピーを増大させる問題とは

外なる敵と内なる敵でした

外なる敵を倒せても内なる者の不満や不義理によって倒されるので

この問題は現代でも解決してません

というのも社会システムを科学として扱ってもらわれては

都合の悪い者たちが農業宗教社会と武家貴族社会から続けてきた

社会システムに未だ居座ってるからです

それはちょうど地動説を受け入れなかったカトリックと

それに似た既得権益となってる者たちの歴史の繰り返しでもあります

既得権益者たちはいつもこうです

問題を空間的に時間的に切り取り

自分を悪とするものの対極の立場に置き

自分にフォーカスが当たると

うやむやにしたり一般論にしたりみんなの話にすり替えます

⚪︎⚪︎とするならば〜

普通は⚪︎⚪︎〜

という言い回しが好きです

彼らの弱点は相対化とメタ化です

時間軸を遡って似た話がないか探してみることです

統計的なデータを突きつけることです

より大きな話の一部分の話として扱うことです

話している内容が因果関係と相関関係をごちゃ混ぜにしてないか

気をつけて聞き取る必要があります

彼らの前提を全てと思わないことです、一つの解釈に過ぎません

社会システムを科学として扱うという意味は

システムによって再生産される問題の解決のために

システムをアップデートするということです

そうして社会システムのエントロピー増大を阻止し

新機能をシステムに実装しエントロピーを縮減するというものです

新機能とはテクノロジーや科学の外なる世界の探究だけでなく

人間の精神性における内なる世界の探究による

活動システムも含まれます