今回は夏休みの課題で生徒と一緒にバターづくりをしたので
その様子をご紹介いたします。
まずは材料と用具を準備!
◆用意するもの◆
空のペットボトル×4
計量器
ボウル
氷
小皿×4
スプーン
カッター
乳製品①乳脂肪分50%以上の生クリーム
乳製品②乳脂肪分6%以上の牛乳
乳製品③乳脂肪分3.5%以上の牛乳
乳製品④乳脂肪分2%未満の乳製品
◆実験前にまずは生徒と一緒に予想◆
・どの乳製品から一番多くのバターが作れるか?
・バターの味はどうか?
予想を立てたら実験開始!
手順①
まずは4種類の乳製品を空のペットボトルに100g取り分ける。
手順②
それぞれのペットボトルをただひたすらに振る!冷やす!の繰り返し。
各ペットボトルを20分振ると決めたので、振っては氷につけて冷やすを20分繰り返します。
5分を過ぎたあたりで後悔し始めますがひたすらに振って冷やします。
手順③
20分振り冷やしを続けるとペットボトルの側面に個体が付着し始めます。
これがバターです。
ペットボトルをカッターで開き、スプーンで側面に付着したバターを取り出し測量します。
その結果がこちら・・・・・・
結果は生クリームの圧勝!!!!!!
乳成分の割合が高いほどバターはできやすいようですね。
ですがここで予想とは違う結果が一つ。
何と同じ牛乳でも乳脂肪分が高い牛乳よりも、低い牛乳のほうがバターを多くとることができました。
実際に実験をしてみると、知っている原理とは違う結果が出ることがあります。
そこからまた『新しい何故?』が生まれます。
今度はその結果が起きた原因を考えます。
おそらくこれが自由研究の一番の醍醐味なのでしょう!
何より初めて教室で生徒と自由研究をしましたが、楽しいですね♪
毎年の恒例にしたいと思います!