FUKUOKA国際映画祭とは独断と偏見で
感銘を受けリスペクトしてやまない映画を表彰し
その映画の素晴らしさを兎に角広く知ってもらいたいと願う
自己欲求満足型映画Blog
第14回 「殺しの烙印」
1967年日本
監督:鈴木清順
出演:宍戸錠
真里アンヌ
受賞ポイント「キレやすい監督」
【賞 評(ここが好き)】
今回の受賞は…
鈴木清順監督の『殺しの烙印』
公開当時、コアな映画ファンには
大絶賛されたが…
当時所属していた日活から
その斬新すぎる演出が故に
上層部を激怒させ…
解雇されたという
いわくつきの作品
『殺しの烙印』をはじめ
『河内カルメン』『東京流れ者』など
この時期の清順作品は
とにかくキレた演出が凄い!
(表現がこれで相応しいかは微妙だが)
例えば編集では…
あえて粗くして
余分なものを排除している
その粗さが
キレキレ感を演出している
要は…
あるシーンが完全に終わっていないのに
突然次のシーンが
始まったり…
カット割のパターンを
崩したりと…
とにかくキレキレなのだ…
本作『殺しの烙印』では
それにも増して
斬新なアイデアが満載!
(演出・セットなども…)
その独特の世界観で
海外の監督から
多くのリスペクトを受ける
日本の名監督 鈴木清順
その独特の世界を
是非!見て欲しい!
【あらすじ】
殺し屋NO.3の男が
No.2を倒し、No.1に
追い詰められる
レンタルショップ発見率
★★20%
日活時代の作品なので
石原裕次郎作品の近くに
置いている率高し