自分の言葉で話せる子に育てるには話を良く聞いてあげよう | みぃなのヒーリングとスピリチュアルの旅

みぃなのヒーリングとスピリチュアルの旅

小学生〜社会人の4人の子を持つシングルマザー。タントリックヒーラーとして活動しています。

子供を病院に連れて行く時にいつも、私が子供の頃、風邪などで母と一緒に病院に行った時の事を思い出します。


先生に症状について聞かれると、いつも母が私の代わりに応えていました。


小学校高学年の時に、ある病院の先生に「もう自分で言えるよね?」と言われて、私はハッとしました。


小さい時から、母が代わりに言ってくれていたから、私は自分で言わない事に慣れていた事に気が付いたからです。


私が喋らなくても、母がいつも代わりに言ってくれる。


そして、もう一つ。
私が学校であった事などで母に話したくて母に話かけても、忙しい母はきちんと話を聞いてくれない。


気が付いた時には、自分の口から、自分の言葉で自分の意見を言えない人間に育っていました。


どうせ自分の話は聞いてもらえないし、喋らなくても母が代わりに言ってくれるし。


学校の授業でも、自分の意見を言う事は苦手で、授業中に手を挙げることはほとんどありませんでした。


自分の意見を言う事ができない事に気が付いてから、学校や社会で意見を言う場では、まわりにそれに気付かれないようにと、まわりの目を気にしていました。


それが出来るようになったのは、本当のところ、母親になり、役員などで意見を言う場を与えられてからです。


母親になったというだけで、強くなれるんですね。


そんな自分の子供の頃の経験から、自分の子供達には、自分で自分の事を言える人間に育って欲しく、いつもこれを意識して子育てをしています。


子供の話を良く聞いてあげること。


子供が自分の気持ちは自分の言葉で話せるように、親が先に口出しせずに、見守り、サポートをすること。


時々言いたくなる事をぐっとこらえて。


子供達が自分に自信を持って生きられるように。


レイキヒーラー藤本美奈