中部地域ものづくり産業基盤・エネルギー勉強会の視察で静岡県の東清水変電所、安倍川水力発電所を訪ねました。

静岡は50Hzの東日本、60Hzの西日本の中間にあり、常にそれぞれの周波数を変換して送電し合います。

中部電力パワーグリッド東清水変電所では自励式周波数変換設備増設工事を行い、この設備は2027年度末の運転開始をめざしております。連系容量は現在の30万キロワットから90万キロワットに拡大する予定です。

災害や渇水、原油輸入の不確実性など変電施設の重要性を再確認しました。

安倍川水力発電所は、発電出力7,500キロワットの流れ込み式水力発電所で、2024年12月の運転開始を予定しております。

今はダム湖の形式からこの流れ込み方式が主流でありますが、自然エネルギーを利用した大切な発電方式です。

この猛暑の中、所長さんや技術者、作業員の皆さんが活躍しておられました。

地下にある発電機をバックに、プレゼンテーター兼設計者の竹中慶氏と写真を撮らせていただきました。