「この世をば 我世とぞ思ふ 望月の 
       欠けたることも  なしと思へば

有名な藤原道長の歌です。

昨日の堺市長選挙で大阪維新の会の候補が現職に敗れた。

元々橋下徹氏が担いだ市長であったが、今回は敵となり立候補した。

「大阪都構想」という政策実現のため橋下徹氏がリードしたはずの大阪では、構想は浸透せず、かつての仲間から否定までされ霧散した。

結局は、一時の流行り病と言われても仕方ない。

一昨日NHKの「あまちゃん」が終了した。
これも「じぇじぇじぇ」など一大ブームを巻き起こしたが、被災地の皆さんに感動と勇気を与え、残した。

この世は無常である。

維新の会旋風は過去のものとなった気配がするが、しかしあの沸き上がるエネルギーが、竜巻のようにその後に被害だけ残したとしたらあまりにも情けないと思う。

自民党だって同じである。
アベノミクスの期待の風は確かに吹いているが、その後にしっかりとした実りを残して行かなければならない!

鴨長明の「方丈記」を想像させる挨拶をされたケネディ大使が赴任されるが、それほど素晴らしい歴史観を持ち合わせる我々日本の矜持を示したいものだ!


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