11日間のODA調査団の仕事を終えて昨晩成田空港に降り立った。

この2週間近くの間に随分日本は涼しくなっていた。

赤道直下の南半球に位置する東ティモールやインドネシアそして中国やミンダナオ島サンボアンガの緊張に直面しているフィリピンなど各国を歴訪できたのは、本当によい経験であった。


東ティモールディリ国際空港に降り立った直後の強い南国の日差しが懐かしい。

独立のための紛争でたった10数年前に多くの命が散った東ティモール、発展著しい中でインフラが追い付かず渋滞、大気汚染、河川・海洋汚染甚だしいジャカルタやマニラなどで多くの方々の触れあう度に感じるのは我が国がいかに恵まれているかということであった。




ジャカルタやマニラの渋滞や大気汚染
直面すると、道なき道を延々と揺られ到着した東ティモールの山の上の小学校が懐かしくなった。

下痢が止まらない議員や下痢からついには発熱でドクターストップがかかった随行職員などたいへんではあったけれど、どの国も親和性に富み温かく接していただけた。

これも先輩方の積み上げられた実績のたまものであると思う。


今日は午前8時発の新幹線で名古屋に戻り、10時から各団体との政策懇談会が再開される。

熱帯各国から帰国し、秋の気配を感じながらも我が国の課題にも全力で対処する思いを新たにしている。


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