憲法24条起草に関わられたゴードンさんが年末にお亡くなりになられた。

憲法24条いわゆる男女平等条項だ。

現在愛知県議会自民党県議団長の奥村先生のご紹介により初めてお会いしてから数度お話をうかがった。

穏やかな語り口調と笑顔が印象的な方だった。

5歳から15歳までの10年間を日本で過ごされ、戦後通訳として再来日後憲法草案に携わられた。

我が国の女性の社会進出は、ゴードンさんの力によるところ大である。

そして、なりよりも9条擁護に力を入れておられた。

私は憲法改正の必要性を国政の場で今後も訴え、改正を実現したいと考えている。その思いで憲法審査会委員をつとめている。

しかし、26条の教育の権利義務、27条の勤労の義務、30条の納税の義務などは重要な条項であるし、平和憲法を護ることは大切なことであると思う。

護憲、改憲で論争するだけでなく、連合国主導でつくられた現憲法には国家最高法規としての不備があることを確認し、改める点は改め、足らざる所は補うことをしなければならないと思う。

愛国心を高めることが、右傾化なのか?
自らの手で力で自らを守ることが、軍国主義回帰に繋がるのか?

偽りの右傾化への懸念を払拭し、日本国そして国民を真に考え、守るものに改めていけば、日本を愛し、平和の尊さを最期まで訴えられたゴードンさんも空高くから賛同していただけることと私は思う。







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