昨日は嘉田滋賀県知事のことを書いたが、脱原発ではなく「卒」原発であった。

日本未来の党だそうだ。
この後だしじゃんけんにまたもや河村市長が動き出した。昨晩も名古屋市内某所で国民の生活が第一の候補予定者と何やら打ち合わせが行われたらしい。(生活+減税+未来+緑の一部+α?)

愛知の新聞は河村市長ネタは一面が用意される。

愛知県民は誰でも知っているような政治の話であっても、東京へ行けばほとんどの人は知らない。何てことは日常だ。

原発がなくなれば世の中すべてが幸せになるのだろうか?
原発だけのワンフレーズでまたもや選挙が左右されるのかな?

正直今日本中で原発推進、推進と言う人は誰もいないであろう。


エネルギーは「点」で論ずるべきではない。私はいつもそう話している。


鳩山総理は国連でCO2を25%削減すると国際公約した。すると原発積極推進に政府は大きく舵をきった。
そのためにはCO2を出さない原発への依存度を50%以上に上げなくてはならない。
各電力会社は原発の増設を検討しだした。

そして発生した東日本大震災での福島第1原発の大惨事によりこの国のエネルギー施策は民社党政権下で真逆の方向へ進みだしたのである。

しかし、資源がなく輸入した金属や燃料を活用し、それに大きな付加価値をつけて製品を造る製造業にとっても国民生活にも安定供給されていた原子力エネルギーが明日なくなるとしたら、景気回復も遠のくであろう

代替エネルギーとして一年間で3兆円の化石燃料を電力会社は購入した。
これからも増える可能性大である。

廃炉技術者だけを養成する大学に原子力を学ぶ学生は来るだろうか?

原発は怖いものである。ないほうがいい。

しかし、今後のスケジュールも描かず、脱原発、卒原発と言う無責任なワンフレーズで選挙が行われそうな現状に不安を私は持っている。

明日は安倍総裁の愛知遊説だ。
多くの皆さんに自民党への期待感をもってもらえればと思う。

経済、教育、外交、安全保障、社会保障、農林水産業、税、地方自治など課題は山積なのである。
ワンフレーズ、ワンイシューで語れるほど今の政治は簡単ではないと思う。






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