
1985年、ヨーロッパで100万人ものファンを魅了して大成功を収めた「マジック・ツアー(Magic Tour)」の一部として開催された、初のハンガリー公演。そして、悲しむべきことに、フレディ・マーキュリーの最後のクイーンコンサートツアーでもある。
という事で、メインのライブ映像(約90分)は、以前発売されたもののデジタルリマスターです。また、ライブの前、約25分はメンバーのインタビュー等をまとめた、解説的なものでした。
私自身、ライトなクイーンファンですので、ハンガリー・ツアーは初見です。ですので、かなり、ツッコミ所満載の感想です。
まず、最初の解説ですが、あった方が分かりやすいと思いますが、、、。でお、ライブ映像を早く観たい方には、なくてもよかったかも。そして、これは、DVDやブルーレイ版を購入した場合、飛ばせるので、問題ないかも。
ライブ映像ですが、デジタルリマスターで綺麗です。映画館の大画面で観ても、全く問題ないです(もちろん、元のテープ由来のイマイチな部分は確かにありますが、全く気にならない程度です)。また、音楽も5.1chで迫力ありました。私自身、ナマのコンサート・ライブを観た事はないのですが、かなり良かったですね。
ところで、閑話です。
私的には、「Who wants to live forever」がいいですね。もちろん、PVもいいですがあれは口パクですし(^^ゞ。当時のハンガリーは冷戦下で東側に属し、音楽もロックではなく、クラシックがメインだったとか。そんな中で、オーケストラはなく、ライブにもあまり向かない曲だと思いますが、ライブでも、とても良かったですね。
当時のハンガリーでは、東側のレコードが入らず、クイーンのレコードも少なく、ライブで一緒に歌ったり、手拍子してもらえるか、そもそも、お客さんも入るかと心配していたようでしたが、そんな事はなかったです。
ライブの中、イギリス国旗をまとったフレ様が出てきたのですが、裏側はハンガリー国旗でした。確か、これに似たような映像を観た事がありましたが、日の丸で同じ事をしても、目くじら立てる人間は、まだ、いるのでしょうね、、、。
ハンガリーといえば、F1でも有名ですが、車・レース好きなロジャーやブラアンは。当地でカートを楽しんだそうです。
(風貌的には、ブライアンはイギリス人ドライバーよりも、フランス人ドライバーのプ○ストに近いかな??)
ライブ映像は、曲に字幕がないのは理解できますが、曲とは別のところには、字幕が欲しかったです。
閑話休題
今回の映画は、19日発売予定のDVD・ブルーレイでも観られるそうですが。でも、大画面で大迫力の映像・音楽を観られたのですから、2000円は、決して高くないかも、、、。