【今日の知恵】
「自分らしく在る」ことと「自分らしく生きること」は別のこと
【シフォン(私)なりの解釈】
例えば車。
車は人間や荷物を運搬させることを主目的として創造されました。
レースなどの娯楽としても使われますが、基本的には「走る」ことが目的です。
ここでの車の在り方は「走るために創られたもの」ということになります。
クラシックカーなどは、ただ所有し展示するだけの人もいる。
この場合の車は走るためという本来の目的を果たさないけど、持ち主にとっては価値があります。
車からすれば愛されていることに変わりはありません。
むしろ、引退した身でも大切にしてくれることに感謝しているでしょう。
一方、諸事情で買ったばかりだけど、すぐに倉庫にしまわれている車もあります。
その車はこういうでしょう。
「僕は走るために生まれてきたんだ。走りたい・・・。」って。
車はただ存在しているだけでその役目を果たすだけの能力を持っていますが、それを使うかどうかは持ち主次第。
車は車として在れるけど、車らしく走ることとは別なんですよね。
人間も同じです。
自分らしさを知っただけでは不完全ですが、現実的には知っただけで満足してしまうこともあるでしょう。
自分らしく生きるとは、その自分らしさを活かして生きることだと私は思います
（知らなくても無自覚に活かしている人もたくさんいるようです）
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