突然、ギャーという子どもの泣き声が聞こえてきました。
先日、買い物に出かけた時のことです。
日曜のショッピングモールは、家族づれが多く
混み合っていました。
声の主は、2歳くらいの女の子。
べったりと床に突っ伏して、泣いています。
近くにはイラついた表情のお母さんと、
様子を見ている5歳くらいのお兄ちゃんが
立っていました。
通り過ぎる人は、見て見ぬ振り。
子育て経験がある人なら、自分もそういう時期があったと共感するかもしれません。
経験がない人は、お母さんに対して何かを思ったり
あるいは
自分はそんなことしない、と思うかもしれません。
感情を表現することは必要ですが、
感情を爆発させて許されるのは子どもだけじゃないかなと、私は思うことがあります。
大人が爆発させた感情を振りまわすことは、周りに「気の毒」を振りまくことになるかもしれません。
そんな「気の毒」を振りまかないために、禅カウンセリングがあります。
禅カウンセリングでは、その人が抱えている悩みや問題に対してアドバイスやジャッジをせずに
話を聞きます。
そうして、抱えている問題や悩みの元になった【起きてしまった出来事】と【感情】を
切り離して整理します。
出来事と感情が整理できれば、抱えていた問題や悩みに答えが見えてくるでしょう。
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