【ニューダンガンロンパV3】転校生オブザデッド(第3章)・・・学級裁判(後編) | ホビーと共に逝く

ホビーと共に逝く

ゲーム愛好家のしがない日記。
上手いと好きはイコールにはならず、下手の横好き。
主にPS4のゲームでトロフィーコンプリートを目指しています。
ゲームとタイトルで言っておきながらゲームと関係無い事もつらつらと書いたり書かなかったり。

※このブログにはネタバレが含まれます。

間違って迷い込んでしまわれた方はご注意下さい。

 

 

 

 

 

死生観

死生観(しせいかん)とは、死と生に対する見方をいう。
(Wikipediaより)
 
此(こ)れわざわざWikipediaから引用する必要があったのだろうかと思いますが、まぁ一応...
きっと世の中の大多数の人が「死」というものには悲しみを感じると思います。
かく言う私も映画やドラマ、漫画等で好きな登場人物が感動的にしろ不幸にしろ死を遂げると泣けて来ます。
唯、此の涙は果たして悲しくて流している涙なのでしょうか?
人は悲しい時にのみ涙を流す生き物なのでしょうか?
生きてる事が正しくて、死ぬ事は間違っている...
いつしかそんな価値観に支配されてしまっているのではないだろうか?
生死は宗教観に起因する事が多いと思われますが、死んだ後には天国に行ける可能性だってある訳です。
生きている内が長い苦行で、其処で貯めた徳を死後に交換出来るのだとしたら...
一概に「死」というものが悲しいだけではなくなると思うのです。
 
最後のシ者である赤い目の彼は「生と死は等価値なんだ。」と言っています。
此れの真意について論じる心算(つもり)は今の所ありませんが...
人によっては生きる事より死を選ぶ事もある。
いたずらに命を散らすのは賛同し兼ねますが、逆にいたずらに延命するのもまた然り...
散り際が美しい花があれば、アスファルトで懸命に咲く姿が美しい花もある。
人間はどうなんでしょうね?
 
才囚学園に閉じ込められ、コロシアイを強要され、其(そ)れでも尚殺さずに生き残る道を模索する彼等もまた様々な死生観を持っていると思います。
黒幕を殺してでも生き残ろうとした者も居れば、「公」の為に殺人に手を染めた者も居る。
其れでは今回の犯人はどういった考えを持って殺人を犯したのか...
生き残る為に仕方なくなのか、其れとも...
 
 
 
 
 
・学級裁判・・・前回の続きから
 
・モノクマ&モノクマーズげきじょう
モノクマ
「さーて、裁判も中盤に差し掛かり、
ここで恒例の・・・」
「被害者当てクーイズ!」
モノファニー
「犯人当てじゃなくて、被害者当て!?」
モノタロウ
「ある意味・・・被害者はこれを見ている人達だよ・・・
こんな退屈なやり取りを長々と見せられてさ・・・」
モノファニー
「どうして、急にダウナーに?」
モノダム
「大丈夫ダヨ・・・ミンナ喜ンデイルハズダヨ。」
モノタロウ
「なんで、そんな事がわかるんだよ!
今だってこの会話をスキップしてるかもしれないよ!?」
「もう嫌だっ!やってらんないよ!
本当の被害者はオイラだよ!」
モノファニー
「なんで逆ギレするのよっ!」
「そうやってメチャクチャな事ばっかり言われるアタイが
本当の被害者よ!」
モノダム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
モノクマ
「はいっ!正解はモノダムでーす!」
モノファニー
「なんでっ!?何も言ってないのに!」
モノクマ
「何も言わないから正解なんだ。
だって、被害者なんていないからね。」
「そう・・・このコロシアイは、
殺されたとしても勝者なんだよ。」
「だって、みんなから死を悲しんでもらえるし、
死んだキャラの方が人気出るからね!」
モノファニー
「さすがはお父ちゃん!
そんな裏事情をバラさなくてもいいのに!」
モノタロウ
「死んでこそキャラが立つんだね!
じゃあ、オイラ達も早く死なないとね!」
モノダム
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
 
・学級裁判再開
 
無言の夢野を追い詰める所から...
真宮寺がノリノリで夢野を追及。
みんなから質問にも無言の夢野。
春川が「・・・聞いてるの?」とイラつきながら聞くと
「・・・聞いとらんわ。」と夢野。
もうめんどいらしいです。
友が死に、自分だけが生き残り、其の上殺害の容疑迄掛けられる...
全員の命が懸かってる此の学級裁判において諦めるってのは如何に危険か。
唯、夢野は心が折れてしまったようです。
此の発言に、
ゴン太、春川、白銀が夢野をフォロー。
王馬はゲームが白ける事を危惧、入間は自分が生き残りたいだけ、百田は諦めるなと叱咤。
真宮寺は夢野が犯人で確定だろうと言い切っています。
他の可能性がないか話し合う事に...
真宮寺だけは無駄だと言ってますがね。
 
―ノンストップ議論(裏ルート)
 
白銀の誰かに誘導されていたに偽証。
真宮寺の“できるだけ暗い空間”からの“誘導”で、其処から真ん中の部屋を選ぶかは犯人の賭け。
キーボに「さすがに、それは考えにくいですね。」と言われ...
夢野に「もう良(よ)い・・・」と言われ...
挙げ句の果てには王馬に「つまんない展開になってきた」から推理を全部持って行かれます。
安定のギャグルート。
 
本来は、
真ん中の空き部屋だけではなく、他の部屋にも罠があったかもしれないというゴン太の意見に同調。
其れを証明するのが王馬...なのですが鼻提灯を膨らませながらすっかり油断してました。
王馬は捜査が打ち切られるギリギリ、隣の空き部屋を調べている最中に“踏み抜ける床板”を発見していました。
彼曰く、単に床板を踏み抜いてコケただけらしいのですが...
嘘吐きピッキング野郎は何が本当か解りませんからね、怪しいもんですよ。
此処から、全ての部屋に同じ仕掛けがあったのではないかという流れに。
犯人は部屋を選ばせる事によって怪しませる罠だったという事に。
まんまと犯人に踊らされたという真宮寺。
「特にオメーがなっ!」と今回もツッコミ全開な入間。
 
最原が夢野に語る...
茶柱は夢野に何と言ったか...
「彼女は『ちゃんと前に向かって生きて』って、
キミにそう言ってたよね?」
「キミが生きるのを諦めたら、
彼女の想いを踏みにじる事になるんだよ?」
「僕らは・・・死んだみんなの想いを背負ってるんだ。」
「この裁判には僕らの命だけじゃなくて、
死んだみんなの命も懸かってるんだよ・・・」
「だから、僕らは諦めちゃダメなんだ!
それが生き残った僕らの責任なんだよ!」
赤松が生み出し百田が繋いだ想いが最原をこんなに立派にしました。
此の言葉によって、夢野が完全に目覚める。
「もうめんどいなどと言うのはやめじゃ!」と。
生き残る為に共に戦う事を宣言。
キーボがクロが潜んでいるから全員とはいかないと全く空気の読めない発言。
最原が百田の心の助手へ昇格したところで王馬が妙な事を言い出す。
今回の犯人は特殊能力でも持っているのか...と。
何が言いたいのかというと、何故犯人が使うまで誰も床板を踏み抜かなかったのか。
目覚めた夢野が結界魔法だと意見を述べるのですが...
戦う気になってくれたのは凄く嬉しいのですが邪魔はしないでほしいですよね。
原因は、魔法陣
魔法陣を踏まないように言われていた。
問題の床板は魔法陣の中。
魔法陣は仕掛けから遠ざける意味もあった...
然うなると、犯人は...
 
真宮寺是清
 
一連のトリックを成功させるには、
シーソーの仕掛け、その上に乗る茶柱やカゴの位置等の細かい調整が必要。
その位置を決めていた魔法陣を描いた真宮寺が犯人である可能性が高い。
此れに対して真宮寺は「クク・・・クククク・・・」「ククククククククククク・・・」と不気味な笑い方で返す。
ならば、あの暗闇でどうやって床板を踏み抜くかを問う真宮寺。
何故か追い詰められて余裕の真宮寺に百田が疑問を投げ掛ける。
その理由を後でゆっくり語ってくれるみたいです。
私は知ってますがね!
肝心のシーソーですが、触覚で移動したのだと最原。
彼がロウソクの火を消した後に元の場所に戻る時、壁に手を触れながら壁伝いに移動したように...
犯人も何かに手を触れながら移動したのではないだろうかと。
唯、シーソーは部屋の真ん中...壁伝いでは行けない。
然うなると犯人は何に触れて移動したのか...
 
―閃きアナグラム
 
で描いた魔法陣を触りながら移動したと最原。
然し真宮寺はまだ余裕。
文献に載っている魔法陣は部屋の隅まで届いていない。
詰まりは暗くなった時に部屋の隅にいた真宮寺には触る事は不可能だと。
肝心の魔法陣は踏み荒らされて確認出来ない。
最原によると此れも犯人の狙いなのだとか。
周到ですね。
此処でキーボが入間から追加してもらったもう一つの機能を披露する。
入間は「や、やめろ!ダメだ!あれはそんな事の為に追加した機能じゃ――」と止めます。
制止を無視してもう一つの追加された機能...録画機能を披露。
正確にはキーボの中にある記憶を写真のように紙に印刷する機能らしいです。
口から...
かつて夢野もそれと同じような魔法をやった事があるらしいです。
夢野、飛ばし過ぎだよ...
キーボの口から吐き出された写真(?)を手に取ってしっかり調べた事によって見破る事が出来た...真宮寺の嘘を。
現場に描いてあった魔法陣は文献と違って部屋の隅まで線が伸びている
此れで暗闇でも移動可能という事になりました。
余談ですが、百田がキーボの録画機能を入間が何に使おうとしていたのか尋ねます。
入間
「あ、あぁ・・・実はキーボの録画機能って
オレ様のコンディションチェックの為のものなんだよ・・・」
「その機能で・・・毎日のウンコを録画して・・・
健康状態をチェックしようと思ってだな・・・」
白銀が「何言ってるの!?」と驚く。
「ウ、ウンコってのはな、
腸内細菌と腸細胞の働きを示すバロメーターなんだぞ!」
「キレのいいウンコをつくる能力が、
女の美しさにも大きく関係してるって訳で・・・」
「ほ、ほら見ろ!ドン引きじゃねーか!
だから、計画の話をするのは嫌だったんだ!」
と、素敵な計画を暴露してました。
何故素直に喋ってしまうのでしょうかね?
仮に美の為だとしても、まぁ色々と言えたと思いますがね...
唯、此の話をピックアップしたのは後々面白い話になってくるのですよね...ん?面白いか?
いや、此の話を覚えておくととんでもないというか...まぁ飽く迄余談ですがね。
 
さて、いい加減観念するかと思った真宮寺がまだ反論します。
本当はどうでもいいらしいのですが、ちょっとした記念に反論するみたいです。
 
―反論ショーダウン・真打
 
凶器のカマはどうやって設置したのか?
鉄カゴの設置にも外す時にも関わっていない真宮寺には不可能だと主張。
寧ろカマの設置と回収の両方が出来たのは真宮寺のみだと最原。
鉄カゴを白い布で覆う際に凶器の設置と回収を行ったと。
すると真宮寺はうっとりとした声で「素晴らしい!大正解ッ!」と両手を広げたポーズで称賛。
あっさりと茶柱殺しを認めた真宮寺。
其の余裕の根拠とは、モノクマの追加ルール
アンジーを殺した犯人が今回の投票対象であって、茶柱の件は関係無いと。
「無意味」とか「些細な問題」とか夢野の逆鱗に触れるというかもう擦ってます。
案の定夢野は真宮寺がアンジーも殺したと主張。
根拠は無さそうですが、とても冷静な判断が下せるような雰囲気ではないです。
真宮寺にとっても今回の件は誤算だったと。
モノクマのルールが追加されたのが2人の死体が発見された後。
茶柱を殺した時は其れを知らなかったので、知っていたら殺さなかったと。
夢野は激昂して投票タイムに移れと叫んでいますが、意見が割れます。
やっぱりモノクマがカットインして例のアレへ...
 
―議論スクラム
 
王馬もお待ちかねの此の時間。
初めて気が合ったと思いました。
すぐに投票とまだ投票しないに分かれました。
すぐ派は
夢野、春川、百田、白銀、入間、ゴン太。
まだ派は
最原、王馬、キーボ、真宮寺。
まだ投票しない派は不利ですね、人数的に。
唯、最原が居る次点で勝ち確...
 
被害者2人を殺したのは真宮寺→アンジーを殺したかは不確定
アンジーの研究教室に押し入った→アンジーの教室に入れない
凶器が真宮寺の教室にあった物→誰でも入れた
茶柱殺したのにクロじゃないのか→クロが2人いた可能性がある
最初から追加ルールを盾にする気だった→ルールの追加は2人が殺害後
茶柱の件の謎が解けたから投票→茶柱の件にもまだ謎が残っている
という流れ。
 
入間が「アンジー」と呼称していたのが凄く違和感ありました(笑)
変なあだ名付ける癖がありますけど、流石に今回は真面目に取り組んだんでしょうか?
それとも録画機能の件で落ちた好感度を回復させようとしているのでしょうか?
それはさておき...
アンジー殺しの謎が解けていない内から慌てて投票するのは危険という判断。
それに、茶柱の件にもまだ謎が残されている。
真宮寺があっさりと認めてしまった所為で言いそびれたらしいのですが、アンジーの件にも関係しているかもしれない謎のままハッキリしていない手掛かりがある。
其れは床下で見つけた血痕
床上からたれていた茶柱の血は乾く気配すらなかったのに、発見した時は既に乾いていた謎の血痕。
然も、茶柱の血がたれていた場所から離れた位置にあった。
では何故血痕が乾いていたのか...
其れは降霊術を始める前からあったものだから。
謎の乾いた血痕の正体はアンジーのものではないか...
死体発見現場はアンジーの教室ですが、殺害現場も然うとは限らない。
...となると、話が大分変ってきます。
アンジーの教室に入れる生徒会の人間にしか犯行は不可能という話だったのですが、アンジーの教室以外で殺されたとなると生徒会の犯行とは断定出来なくなる。
王馬は最初からその可能性が高いと思っていたそうです。
だからこそ彼女が行きそうな場所である3つの空き部屋を調べていたとか。
何故空き部屋が行きそうな場所なのでしょうか?
真宮寺がまた妙な事を言って困らせると言いましたが、此れに王馬が
「にしし・・・オレは嘘つきだから、
実はこれも嘘かもしれないけど・・・」
「でも・・・その嘘で内心焦ってるヤツがいるかもね。」
真宮寺「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何でしょうね、此の無言は?
 
―ノンストップ議論
 
アンジーが空き部屋に向かった理由...
入間が言うロウソクが目当て。
“死者の蘇り”を行おうとしていたアンジーは屍者の書を燃やす必要があった...其れで空き部屋に向かったのだと。
因みに入間はロウソクを夜時間も起きていられるように眠気覚ましに体にロウを垂らしたとかとんでもない推理をしますが...
白銀に「そんな事するのは入間さんだけだよ。」と結局ツッコミを放棄してボケに回りました。
やっぱり録画機能の件が効いているのですかね?
王馬が茶化すように、夢野のお手柄だと言い出す。
夢野が降霊術を行う部屋をアンジーがロウソクを取りに行った部屋...詰まりはアンジーの血痕が付いている部屋を選んだから発見出来たと。
神さまか魔法のお陰か...と王馬に問われた夢野は「自分で選んで決めた事」だと真面目に返す。
真宮寺が研究教室にあった大量の血はどう説明するのかを尋ねる。
其れは、アンジーが空き部屋で襲われた時はまだ死んでおらず、研究教室まで運ばれた後に殺された。
致命傷の刺し傷の他に殴打による傷があった。
空き部屋で頭を殴られ気絶し、研究教室に運ばれトドメを刺された。
此れでハッキリしました。
...と思いきや。
真宮寺の様子が...
「・・・ハッキリ?それがハッキリ?」
「クク・・・ククク・・・
まったく・・・君らは何を言っているんだか・・・」
「ハッキリ・・・だって?
な、何が・・・ハッキリだって・・・」
「何を・・・君らは何が・・・ハッキリって・・・」
「な、何を・・・君ら君君は何、な、なな何を――」
此の瞬間、真宮寺の中から謎の存在が出現。
マスクを取った素顔を晒すのですが、うん...えらく美人が其処には居ました。
「・・・是清や、落ち着きなさい。」
なんて口調迄変わってますからね。
ブツブツ言いながら、まだ疑問だらけ謎だらけ不思議だらけと言って反論して来ます。
 
―反論ショーダウン・真打
 
アンジーを研究教室まで運ぶ際に、血痕が落ちなかったのか。
廊下にも空き部屋にも無かったと。
拭き取ったにしても痕跡や証拠が残ってるはずだけど、どこにも無いと主張するのですが...
最原は動じず冷静に証拠なら残っていたと。
アンジーの死体の下にあった血塗れのガムテープ
頭の傷を其れで止血した状態で運べば出血を抑える事が出来た。
本来なら犯人が処分している証拠だけど、隠れていたせいで処分し損ねたらしい。
此れこそ神さまの仕業かもしれないと夢野。
そして最原が確信する...アンジーを殺した犯人は
 
真宮寺是清だと。
 
「ひィィィィィィィ・・・!」と情けない悲鳴を上げる真宮寺。
唯、何故二人も殺す必要があったのか...
最原はアンジー殺しはアクシデントだったと言う。
元々はシーソーのトリックで殺人を企てていたけど、其の準備中にロウソクを取りに来たアンジーに出くわして口封じの為に殺したと。
だとしたらアンジーを殺した時点で転子を殺す理由はないと夢野。
理由を真宮寺にゴン太が問う。
まだ認めない真宮寺。
そしてまた現れる謎の人格。
諭される様に冷静さを取り戻す真宮寺。
冷静かどうかはちょっと微妙な所ですが、反論する気力みたいなものを取り戻します。
「僕は事実しか認めない。起こった事しか認めない。
不思議なんて認めない。奇跡なんて認めない。」
「推理推測なんて・・・認めないヨ。」
と、アンジーを殺した証拠がないと足掻きます。
此の台詞、降霊術を行おうとしていた人間が言う言葉じゃないように感じますよね...
尚も最原は冷静に証拠はアンジーを殴った凶器だと言う。
其れを否定する真宮寺(?)
「謝って。ねぇ、謝ってよ。」
「謝って謝って謝って謝って。」
「ねぇ、謝って謝って謝って謝って謝ってよ。」
謎真宮寺、真宮寺、謎真宮寺と交互に謝罪を要求して来ます。
はい、全然冷静じゃないですね。間違いました。
 
―理論武装
 
苦手な理論武装を誤魔化し誤魔化しクリアして、いざ証拠を突き付けます。
アンジーを殴った凶器、其れはシーソーの仕掛けにも使われた床板
裏側に乾いた血痕が付着していたのですが、恐らくアンジーのものであろうと。
抑々床下にアンジーの血痕があったという事は、血が飛んだ時に床板がハマっていなかったという事。
シーソーの仕掛けを行ったのが真宮寺ならば床板を凶器にした犯行は真宮寺だと断定出来る。
...ちょっとお粗末な書き方になってしまいましたが、まぁ真宮寺が床板でアンジー殴ったって事です。
「あ・・・あァ・・・」
「ああああああああああああああああァァァ!!」と大絶叫する真宮寺。
きっと、シーソーの準備の為に外した床板を手にしている時にアンジーが来てしまい、殴ったらしいです。
茶柱の犯行を白状した真宮寺は認めるしかなさそうです。
最後の締めになります。
夢野に「最原よ・・・頼む。もう・・・決着を付けてくれい・・・」と言われ、
「アンジーと転子の為にも、
こんな学級裁判はもう終わらせてくれいっ!」とも言われます。
そんな事言われたら気合が入らない訳がない!
真宮寺に認めさせる為にも最後の...
 
―クライマックス推理
 
漫画風の事件全貌。
蝋人形の仕掛けの際、赤松の蝋人形が回転してスライド錠を閉める所ですね、構図が上からなのですが...
うん、下着らしきものは見えなかったです。
実際どうなってるのですかね?其処迄拘ってアンジーは作ったのですかね?
其れと、最原の独白調で解説しているので他のキャラの台詞がないのです。
才囚学園のメンバーは台詞がないと美男美女の可愛らしい子達なのだとよく解りました。
特に茶柱と夢野と王馬は喋らなければ...というやつですね。
 
謎真宮寺が「時には潔さも必要」と言うと、真宮寺も認めました。
友達100人できなかった事が後悔のようですが...
もう少しで彼の夢である友達100人だったらしいのですが...?
入間がさっさと投票タイムで電波野郎をぶっ殺そうと言い出し、モノクマが反応。
 
―投票タイム
 
ワックワクでドッキドキの投票タイム。
私が投票した黒幕以外、全員が真宮寺に投票してました。
って事は真宮寺自身も自分に投票したのでしょうね。
潔いですね。
 
・学級裁判閉廷
 
真宮寺が何故二人殺したのかを問い質(ただ)します。
今回の動機であった“死者の蘇り”でもなければ外に出る為でもない...
愛する人の為に殺したと...
この中に...真宮寺の中に居る“姉さん”の為に。
因みに、この中にという回りくどい言い方の所為で「オレ様じゃねーぞ!」と過剰反応している下品なスカトロビッチは
「ぶりゅりゅりゅりゅりゅ!」という謎の泣き声を手に入れました。
姉弟でありながら互いに深く愛しあい永遠を誓い合った仲だそうです。
昔から病気がちだった姉は、ずっと入退院を繰り返していて、
友達がいなくいつも寂しそうだったと。
だから“死んだ姉さん”の為に友達を作ってあげようとしたらしいです。
口紅をして変な喋り方をする謎真宮寺の正体は姉だったのですね。
ある時の降霊術で会いに来てくれた姉さんが其の儘真宮寺の中に留まったそうな。
死人の為にいっぱい殺してきた真宮寺。
殺す相手は誰でも良いという訳ではないようです。
姉の友達に相応しい女性だけらしいです。
降霊術の際、口寄せ役を女性にしたのはそういう意図があっての事。
真宮寺は学園の生活で皆を観察した結果、春川と入間以外の女性は全員合格だったとか。
詰まりは口寄せ役に立候補していた夢野でも殺すのは構わなかったらしいのです。
でも、茶柱が名乗り出たのは嬉しかったとか。
敬愛する友人の為に1人で果敢に立ち向かう...
そんな高潔な彼女こそ姉の友達に相応しいとか。
“かごのこ”に関しても、民俗学者としての興味より姉の為に殺したい気持ちが上回っていたのは確かとか。
最初から2人殺す心算はなく、出た後にいくらでもチャンスはあると思っていたらしいです。
準備中にアンジーに見付かり、思わぬ形で殺してしまった...
それならもう1人殺しておこうと思ったとか。
せっかく降霊術を使ったトリックも残っていたから...
全員の理解が及ばない殺害動機。
特にゴン太が悲壮感に満ち満ちていましたが真宮寺は「ククク・・・そんなに怒らないでヨ。」と言う。
「僕はね・・・姉さんの死を経験して、
わかった事があるんだ。」
「死ぬって言っても形が変わるだけなんだヨ。
霊となって魂は生き続けるのサ。」
愛を確かめ合う姉弟...
理不尽過ぎる友の死に遣り切れない夢野。
其処に非道なモノクマが...
「理不尽なのが“死”ってやつだからね。」
“理不尽な死”こそが、
死の本来あるべき形なんだよ。」
「だから、死を扱うニュースでも、
視聴率がいいのは理不尽な死のニュースばかりでしょ?」
「みんな・・・“理不尽な死”の方が好きなんだよ。」と。
王馬が「もしこれを見てる人がいたら、きっと、楽しくて仕方がないんだろうね!」なんて不吉な事を言います。
 
さて、友人としての説明責任を果たしたという真宮寺。
心残りは友達100人を作ってやれなかった事だけだと言い、姉に会う喜びを感じてます。
夢野は全く納得出来ていないのですが、真宮寺は言います。
「納得できる死なんて、どこにも存在しないんだヨ・・・」と。
「・・・様々な国の様々な文化に葬儀があるのは
なんでだと思う?」
「霊や死者の蘇りの噂が絶えないのは、
なんでだと思う?」
「生きている人間は、無理矢理でも理由を付けて、
周りの死を受け入れるしかないのサ・・・」
真宮寺なりの「答え」はこれだったけど、他のメンバーはどうだろうか?
どうやって死と向き合う生き方をするのか?
真宮寺は此の先も仲間として霊となってずっと見ていると言います。
仲間の死とどう向き合って、どんな答えを出すかずっとずっと見ていると言います。
今迄死んだ仲間も一緒に...
 
―おしおきタイム
 
「今昔仕置絵巻」
赤い縄で吊るし上げられている真宮寺を回すモノタロウとモノファニー。
縄を切られて落下。
五右衛門風呂にダイブ。
釜茹でになって目から流血。
其処へ飛び込むモノダム。
霊魂となって昇天していく真宮寺、其れを迎える姉。
其処へモノクマが真宮寺に塩を蒔く。
姉も一緒になって蒔く。
溶けてなくなる真宮寺。
色々と思う所があるお仕置きでした...
 
 
モノクマがモノダムの自殺に可愛らしさを感じ、
モノファニーが自殺の原因は自分以外のモノクマーズだと言い、
モノタロウがあっさりとモノダムを忘れる。
こいつらは相変わらず恐ろしいですね...
モノクマによって“屍者の書”は回収されます。
最後まで“死者の蘇り”はあるというスタンスでした...
百田が「生きるってのは死よりも尊くなくちゃいけねーんだ!どんな時でも・・・どんな場合でもな!」と言ってましたが、賛同は出来兼ねます。
 
今回の件で少なくとも此の学園に神がいない事を知った白銀とゴン太。
暗殺者としての春川を茶化す王馬。
「認めてもらえるように頑張る」と宣言する春川。
もう逃げない、みんなで生きてここから出ると驚きの発言。
百田が残った9人を信じて生き残ると結束の言葉を吐き、歪ながらも少しだけ纏まった感があるメンバー。
生徒会の件でキーボに自分の頭をもぎ取って、全力で地面に叩き付けるロボ定番の土下座をちょっと見たかったのですが、まぁ王馬の提案なんで無しでもいいです。
そんな中彼女だけは沈黙を貫きます...
夢野に優しく声を掛けるゴン太。
赤松を失った苦しみを知る最原は自分と同じだと思いそっとしておく事を提案。
其処へ王馬が「あーあ、夢野ちゃんは嘘つきだなー!」と言い放つ。
「まぁ、オレは嘘をつくのが悪い事だとは
思わないけどね・・・」
「だって、この世界が真実だけで作られていたら、
とても息苦しくて生きていけないからさ。」
「でもさ・・・自分につく嘘は良くないと思うよ?」
白銀が夢野の気持ちを考えろと怒るのですが、考えた上で言ってると王馬は反論。
自分の気持ちに嘘をついて何かをガマンしていると言う。
思い出す茶柱の最後の言葉...
「泣いたり笑ったり怒ったりして心の柔軟をしましょう!」
そして泣き出す夢野。
大声で恥ずかしげもなく、「・・・うわああああああああああんっ!」と...
亡き友に寂しさを吐露する。
しばらく泣き続ける夢野。
今まで溜め込んでいた感情を爆発させるように...
それにつられるように皆も...泣いていた。
 
最原
「それは、どういう涙か・・・
そう簡単に答えられない。」
「今までの事を思い出した涙でもあって・・・
これからの事を思った涙でもある・・・」
「悲しみや憎しみや悔しさや不安や怒りや恐怖や愛・・・
色んな感情のこもった涙だった。」
「ただ、少なくとも、
それは決して後ろ向きな涙じゃなくて・・・」
「僕らを前へと進めてくれる涙だった。」
 
暫くして泣き止んだ夢野...は急に倒れて眠ってしまったとか。
其れを背負って個室迄届けるゴン太...の顔が死ぬほどイケメンでした(笑)
皆が和んでいるムードの中、百田が一人足を止めている。
心配する最原に夜の空気を吸いたくなったとか。
今回みたいなのは止めろと春川。
彼女なりに心配していたのでしょうか。
軽口を叩き合いながら、春川の壁が無くなった事を感じる最原。
百田はもうちっと夜風に当たってから帰るらしいです。
全員を追い払った百田が一人、自分の掌に吐血していると今は誰も知らない...
まだ宇宙に行っていない百田。
「死んで・・・堪るか・・・」
と一人呟く...
 
 
 
 
 
第三章が終わりました。
漸く半分です...
今回は全体的に中々悲惨でした...
事件も動機もお仕置きも。
真宮寺は姉が自分の中に居ると信じて疑っていない様子でしたが、果たして其れが事実かどうか...
所謂多重人格というのもありますから、春川の言っていた妄想の可能性もあります...とか考えた風に書いてみましたが、まぁ無駄なのですよね。
何故無駄なのかは最終章で解るとして、お仕置きはどういう意味があったのでしょうか?
姉さんにも塩蒔かれてるのは絶望的な演出なのでしょうか?
死んでも報われないってのは嫌ですね。
 
さて、相変わらずの次回が気になる終わり方。
百田が思いっ切り吐血...だと思うのですが喀血かもしれませんね。
唯、幽霊が怖くて体調不良だったのか...其れとも血を吐いた事が何か関係しているのか。
次章、其の謎が明らかに!
...なったかちょっと覚えてないので楽しみながら出来ますね。
あぁ、人間の記憶って何て脆いのでしょう。
私だけでしょうか...