私の永遠の学びの場、人材教育・開発会社「アチーブメント株式会社」代表である青木社長の最新刊「The Quality Company」を読んだ。
クオリティ・カンパニー、高水準で、価値の高いものを生み出せる企業。
この名前には様々な定義があると思うが、本の中では「理念経営」という枠組みで定義している。
「誰の為に、何の為に、なぜこの会社は存在するのか」という経営目的を明文化した理念経営。
たったこの一文の定義で、当てはまらない会社もあるかもしれない。
この本を読んで気づいたのだが、たしかに私のよく知る会社でも理念を持たない、持てない会社は存在する。
一つは、「社員をモノ扱い」している会社。
朝から晩まで、社員の行動を監視し、仕事の合間の息抜きをサボりと解釈し、ダメな社員を備品のようにとっかえひっかえしていく。社員の替えはいくらでもいるとのスタンスから社員を育てようとする気がさらさら無い。この会社の経営者はまさに「自分の為に、目先の利益の為に会社は存在する」の逆の理念を地で行っている。経営者にとって社員はしょせん「利益を生み出す道具」としか考えていない。こんな会社で働かされる社員は不幸である。
もう一つは、「完全歩合」の会社。
私も以前、完全歩合の会社に籍を置いたことがあるが、歩合を付けるとどうしても目先の損得に目がいってしまう。今目の前の契約を取らなければ来月の給料が無い、そんな状態であればたしかに致し方ない。特に完全歩合の社員は、よほど精神的にも金銭的にも余裕が無ければ、最後の最後はお客様ではなく「自分」を優先してしまう。「顧客第一主義」を唱えるのは構わないが、完全歩合給制の会社ではその実践は難しいだろう。
「目的経営」と「目標経営」の大きな違いはここにある。
社員をモノ扱いする会社も、完全歩合給の会社も、数値で表せる利益という「目標」を第一に考える。その土台に「誰の為に、何の為に、なぜこの会社は存在するのか」という目的を持った経営理念がない為、目標が達成出来なければ、社員を簡単に首にしたり、自分のサラリーを最優先させて無理な契約を取ったり、時には不正をも働いてしまう。
会社経営というのは全て「選択の連続」である。
右に行くのか、左に行くのか、進むのか、止まるのか、全て自己の責任で選択しなければならない。
どのような物事でも、今目の前の事象は全て「自己の選択」の結果である。
この本にも書いてあるが、赤信号だから止まるのではなく、赤信号でも渡る時はある。
赤信号が人を止まらせているのではなく、自分が止まるという「選択」をしているということだ。
だからこそ、選択する際に判断する「基準」が必要となる。そしてその基準は「目標」ではなく、「目的」を元にしたものでなければならない。
私の会社の経営目的は「周りの企業の方々の利益の最大化に貢献すること」である。
だから、判断基準は「どちらを選択したほうが、その企業の利益の最大化に貢献できるか」となる。
もちろん、時と場合によっては、その判断も結果的には間違うこともあるし利益の最大化に貢献できなかったこともたくさんある。
それでも、判断する基準も持っているということだけでも安心するし、正しい基準さえ持っていれば、自信を持って選択することができる。
目標の土台に目的を持ち、その目的を基準として選択していく。青木社長のこの著作は、あらためて「会社の在り方」の気づきを得られる貴重な一冊だ。経営者の皆様、特に不動産業に従事している経営者の方には是非読んで頂きたいと思う。
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