こんにちは、あるいはこんばんは皆様

 

 

 ドラえもん のび太と夢幻三剣士

 

皆様はこちらの作品をご覧になったことはありますでしょうか。

 

1994年3月12日に公開された作品。

2024年から数えるとちょうど30年前の作品になります。

前作は ドラえもん のび太とブリキの迷宮
次作は ドラえもん のび太の創世日記

の作品でした。

 

なぜこのタイミングでのこの作品を取り上げたのか。

それには今年の映画『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』に理由があります。

 

まだ見ていない方は少しネタバレになりますのですご注意ください。

 

その理由は最後にあった次回作のおまけ映像です。

夢幻三剣士を思い出させるようなドラえもんの衣装でした。

 

もちろん、夢幻三剣士には出てこないようなヒントのものもありましたね。

 

なので、単純にリメイクという訳ではなさそうです。

 

 

 作中での疑問点

 

話を戻して、今Amazon Primeではドラえもんの過去映画作品を公開しています。

 

私も良い機会なので見てみることにしました。

この作品はドラえもんの中でもかなり衝撃的な内容を含んでいます。

 

作中でのび太やしずかちゃんが悪役オドロームに一度殺されてしまいます。

竜の効果で生き返りますが、子どもたちにはショックだと思います。

なにせ、砂になってしまうのですから。

 

また、終盤のシーンではジャイアンとスネ夫が出なくなっているのも珍しいですね。

 

インターネット上ではその特殊性から数々の考察が上げっています。

最後のシーンで学校が山の上にある描写があり、まだ夢の中なんじゃないか。

トリホーは結局誰だったのか。

など

 

↑ラストシーンの映像「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」より

 

 

 この作品でのメッセージとは

 

この作品で何を伝えたかったのでしょうか。

 

物語の中でのび太はかなり成長します。

シズカリアがノビタニアンとの結婚を了承するほどですので、気持ちの変化は大きいものでしょう。

 

気ままに夢見る機には赤いボタンが付いています。現実と夢を入れ替えるという危険な機能です。

私自身が見ているときも『何で押すの?』と理解に苦しました。

日本誕生みたいに四次元ポケットおいていくだけでいいのに。

夢見る機のリモコンもあるからといって安心させますが、結局その存在はドラえもんは忘れているようです。

 

それくらい本気にならないと人間は成長しないと言うことでしょうか。

現にのび太は一度殺されています。

一度だけ生き返れる力があったとしても自身の死を経験し、通常の人間ならもうやりたくないと思うはずです。

 

それでもユメミル国を助けにいき、シズカリアンとともにオドロームを倒しました。

 

まさにのび太はヒーローになれるほど精神的に強くなり、そこがしずかちゃんを引きつける魅力になったのかもしれません。

その元となったのは、白銀の剣士としてのび太が選ばれることになった「やさしい心」の持ち主であったのび太。

 

世界はグー・チョキ・パー の歌詞にはこんな言葉があります(武田鉄矢、1994年)。

 

一番が ひとつ あれば いいんだねえ
放課後 元気は クラスで一番だよ
子供は グー チョキ パーで 学校楽しくなる
みんなちがうから あいこでしょ

 

のび太の一番はやさしい心であるとこの映画では思います。

その良さを成長させ、問題を解決しました。

 

子どもたちにも精神的に強くなってほしい。

成長してほしい。

 

こういった思いがあったのかなと。

 

物語全般のメッセージという観点から考えてみました。

 

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