クールジャパン(Cool Japan)と言えば、海外の人が注目する、伝統統的な産業、日本料理・茶道・華道・日本舞踊など、日本に関するあらゆる事を対象とした総称であると思っている。
しかし、最近ではアニメや、ファッションなどのPOPカルチャーをを指す言葉とイメージが先行しているように思える。

日本では、経済産業省に「クール・ジャパン室」が設置されており、クールジャパン戦略担当大臣(複数の担当と兼任)も置かれるなど、戦略産業分野である日本の文化・産業の世界進出促進、国内外への発信などの政策を企画立案及び推進している。コンテンツ産業や伝統文化などを海外に売り込む「クール・ジャパン戦略」として[日本のポップカルチャー方面を中心に文化産業の海外展開支援、輸出の拡大や人材育成、知的財産の保護などを図る官民一体の事業も展開されており、経済産業省主催で日本文化の対外ビジネス展開や市場開拓を検討する。
としている。

経済産業省
http://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/creative/

だが、官僚優先でこんな事始めても、ろくな事は成らないし、あくまで民間主体でやってほしいと思っている。


だって、海外の人が感じる日本の素晴らしいものについて、官僚の人達何も分かって無いんだろうと思うもの・・・。

教科書や、塾で、ここ覚えておいて下さい、と言う机の上の知識ばかり知ってても、芸術とか、日本文化の素晴らしさとか何にも分かっちゃいない人が、日本文化の対外戦略をやって行ける訳が無いと思う。

それと、民間からの知識人の起用と言う事でAKBの秋元康等が起用されているそうだけど、なんか税金使って、こんな事するのやめてほしい。なんか、クールジャパンと言うより日本の恥を世界に発信しそうだ。
以前、秋元氏がプロデュースした、広島平和音楽祭の資料を見た頃あるけど、構成も司会も、幼稚で、全体的に下品な印象を持った。平和の祈りを込めて作られた詩や歌が下品な演出の為台無しになったように思えて悲しかった。
大衆レベルの、世の中の事も分からない子供相手のブームを作る事しか出来ないような人が、日本の魅力を世界に発信出来る事なんて出来ないと思う。


話しが横道にそれるけど、2000年に行われた第26回主要国首脳会議 沖縄サミットで、当時のホスト国首相の森喜朗が、海外の要人への歓迎レセプションとして、ショー的な事をやってる資料を見た事が有るけど、なんか、A-bexに依頼したのか、当時の小室哲哉がプロヂュースしたような感じで、安室奈美恵が歌って、ゴスペルコーラス隊みたいなの出て来て、何で日本でこんなのやる?しかも、クリントンや、プーチンやブレヤーやシラクやシュレッダーの前で・・・。
この程度の音楽が、日本の芸術だと思われるのは、なんか、顔から火が出るぐらい恥ずかしいと思った。
当時の政治家や官僚の思う日本の最先端の音楽がA-bex?
なんか、恥ずかしいを通り越して呆れてしまった。

官僚が主体となると、この程度の事しかできそうにないだろうし、やるとしても、最近、銀座とかに有る、各都道府県の特産品を売ってる、アンテナショップ的な事を世界の国の首都に作るぐらいだろうなー。コンテンツのレベルの高いものとか販売するなら良いけど、文化的なもの忘れて、商売的に走ろうとしてコケル、そんなイメージしか持てない。

私の意見としては、海外で行われている、日本のイベント、公的なモノ、民間による自主的なモノとわず、援助金を出す。その程度のもので良いんじゃないかと思う。

若者のファッション的なモノは上手くやれば、ジャパーニズスタイルとして、世界的に展開出来るかもしれない。
国の援助で、ロンドンやパリで東京ファッション紹介のファッションショーとか定期的に地道に続ける事が必要だと思うけど・・・。


音楽については、海外で活躍している音楽家の援助を行いながら世界的に有名な人として育て、日本人のイメージアップを図ると言うのはどうだろうか?

たとえばこんな人。


内田光子



この人、日本では、毎日音楽コンクールに入賞すらしなかったのだけど、ショパンコンクールなどの海外の有名コンテストを総なめにしている。

感情に赴くようなスタイルの演奏を、日本のクラッシック界は分かっているようで分かって無くて、型にはまったような人ばかりを入賞させている日本のコンぺテション審査員では収まりきらなかったのだろうと思う。


あと、期待している人では


萩原麻未



この子、同じ広島県出身なので、たまに演奏を目にする機会もあるけど、
すごく良い演奏をするので、こう言う子を、日本の援助で、世界的なピアニストとして有名にする事だけでも、日本の宣伝にもなるんじゃないかなー?と思う。
この子は現在フランス在住で、パリ音楽院の大学院かなんかだと思う。



しかし、世界で活躍できるレベルの人材がいても、クラッシック界は音楽全体から見て少数派だし、芸術性は優れていても、クールジャパン(Cool Japan)と言う観点からは弱いかな~。