5年ぐらい前、日本のロックは死んだ!と感じ、クソ面白く無い日本のバンドばかりの状況に腹を立てていた。

 

何か刺激の有る音楽を探してた時に、海外で話題になっている日本のBABYMETALを聴いて衝撃を受け、それからは日本各地のロック系地下アイドルにオルタナティブ系ロックの匂いを感じて、地下アイドルの研究をしていたのだけど、最近、偶然に昔好きだったGLIM SPANKYの 「大人になったら」 と言う曲の、今、輝くモノが見えなくなって、大人になればその答えが分かるのか?そんな歌詞を聴いたらなんか大人になった自分に涙が出て来た。

 

 

GLIM SPANKY 大人になったら (Live mix)

 

 

 

気が付けば私も大人?、嫌オジサンかな?

見るもの聞く物ものにトキメいていた青臭かった自分は、寛容と容認を示す平凡な人間になっています。

 

ピンクフロイドの曲の様に、心の中の狂気のダイアモンドを光り輝かせろとか言ってたのに・・・。

 

と言う訳で

最近の日本のロックを聴いて面白いと思ったバンドの感想を述べてみます。

 

なんか、日本のロックは10年前と比べると格段にレベルが上がっていると言うか、

私が若い頃聴いていた海外のバンドと同じレベルの様な本物感を感じてるバンドも多く見られて、

サウンドも、自分が若い頃にロックに目覚めた頃の音に近く、時代は巡るのかな~なんて思いました。

 

では、

私がその様に感じたバンドについて紹介します。

 

 

暴動クラブ - 暴動クラブのテーマ OFFICIAL MV

 

 

 

 

70~80年頃のカッコ良いロックバンドのノリが出てて、これが最近のバンドなの?と思いました!。

ジョニー・サンダースに憧れていた昔の自分の心が喜んでいます!

 

 

 

フーテン族『僕の犬』Music Video (2023)

 

 

 

 

フーテンと言う言葉で、60年代に影響されたバンドなのか?と思って聴いたら

まんま60年代のサイケデリックバンドだと思いました。

ジャックス的な世界観ですね、これが令和のバンドとは?

 

 

 

ブランデー戦記 - 僕のスウィーティー (MV)

 

 

 

 

80年代オルタナティブ系ロックと言う感じです、

このバンドは、世代的にアジアン・カンフー・ジェネレーションとかの影響を受けているのかな?

でも、ストレートな歌詞と音楽に共感出来ますね。

青臭さがカッコ良いと思います!

 

 

 

錯乱前戦 - タクシーマン

 

 

 

 

このバンド、80年代のニューウエーブ系のバンドみたいですね、パンクとニューウエーブの境界が

ハッキリしなくて、パンクは精神論、ニューウエーブは音楽性と、

若い頃の私はかつてに理論付けていました。

その頃に受けた刺激を与えてくれるバンドだと思いました

 

 

なんか、

その時代、時代の音楽のロックスピリットに刺激を受けた若者からオマージュの様なバンドが出て来るのかな、

時代は変われど、ロック音楽の魅力は根本的に変わらないのだろうと思う。

 

ここで紹介したバンドは、そのようなロック音楽の本質を感じ、表現としているものと思われます、

時代は巡ると言うますが、ロック音楽の魔力は普遍的なモノであり、

昔の音楽でも本物のロックは時代を超え心に響いてきます。 

それを感じるか感じないかは人それぞれですが・・・。

 

最近のバンドも中々良いね!