皆さん、こんばんは!椎名です。
いつも読んでいただきありがとうございます。感謝します。
心温まる感動エッセイ・・・
「おばあちゃん、携帯買ってもらったの。私の電話番号を登録してね」。
3月、小学3年の孫娘から弾んだ声で、自宅の留守電にメッセ‐ジが残っていた。
早速、携帯電話に電話すると、「メ‐ルもするから」という。
電話を切ると、すぐに「『おばあちゃん』で登録したよ」とのメ‐ルが届いた。
孫娘が一人で習い事に行くために、長女が携帯電話を持たせたという。
以来、毎日のように、メ‐ルをやりとりしている。
ある朝、「今から学校に行ってきます」とのメ‐ルがあった。
「気をつけていってらっしゃい」「は~い」。
別の日には「春休みに泊まりに行くよ」「好きなアイスを買っておくから」。
うれしそうにメ‐ルをする顔が浮かぶ。
たわいもないやりとりかもしれないが、心優しい言葉に気持ちが温かくなる。
孫娘からメ‐ルが届くのを、日々、心待ちにしている。
(読売新聞より抜粋/栃木県/74歳/女性)
おばあちゃん、おじいちゃんにとって、孫との会話は元気の出るビタミン剤のようなもの。
無邪気で純粋ないのちは、大いなる安らぎと潤いを与えてくれますよね。
私の知り合いにも孫から来たメ‐ルを大切に保存している人がいます。
そんなメ‐ルのやりとりの履歴を時折読み返すと、フツフツと歓びの情が湧きあがってくるのだとか・・・。
孫も刻一刻と大人へと近づいていくわけですが、その時その時の思い出を大切にしていきたいものです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。